After Effects

Pixel Bender 3D

March 9, 2011
Pixel Bender 3Dのベータ版がAdobe Labsにてリリースされました。

Adobe Pixel Bender 3D

Flash 3DのAPIに組み込まれて、FlashやAIRでサポートするようです。After Effectsでのサポート状況などはまだわかりません。(まだダウンロードもしてないので)

Pixel Benderによって、Flashでも加算や乗算、オーバーレイなどのレイヤー合成、様々なエフェクトの作成も可能になってしかも32bpcで演算、エスクテッドレンジも扱えるし、ECMAScript準拠のActionScriptで自動化やエクスプレッションも可能...おまけにタイムシートと同じスタイルで編集できるインターフェースなのでセルアニメに向いてるかもしれません。しかもベクター形式なら解像度非依存だし。もちろん通常はレンダリング前提ですが、場合によってはそのままFlashで書き出してWeb公開も可能。今回のPixel Bender 3Dで3Dオブエジェクトも扱えるようになって、しかもAfterEffectsの半額。

現状ではPixelBenderとActionScriptでの開発が必須になりますけど、ActionScriptは先にも書いた通りECMAScript準拠なのでAfterEffectsのJavaScriptからの移行は難しくないと思います。以上勝手な印象でした。



ちょっとPixelBenderを使おうかと、昔作ったコードを引っぱり出してきました。当時はイマイチ盛り上がりに欠けてたし、GPU依存だったりしてAEのプラグインとして使うには将来性がイマイチ不安だったので、個人的な興味を満たして後は中断してたんですけど、また再開してみようかと思います。


HS_ProxyManager 0.8.1b

March 3, 2011
メンテナンスリリースです。先日の問題点「Windowsの MS-DOSコマンドプロンプトの既定値で文字コードがUSになっているとき、ファイル名に日本語を含んだプロジェクトのレンダリングが実行されない」(関連記事)を修正しました。

この修正はWindowsのみですので、Macを使用中の方は不要です。またWindowsでもコマンドプロンプトを日本語(Shift-JIS)のみで使用されている場合には、当面不都合はないかもしれませんが、もしテストに協力していただけるようでしたら、Win/Macの各環境で問題が発生しないか確認していただけたら幸いです。(当方ではWindowsXP + AfterEffects CS3日本語版のみでの検証です)

HS_ProxyManager 0.8.1b Download

バージョンアップはjsxbinのみの書き換えになります。

私がWindowsにあまり詳しくないので今ひとつ自信がないのですが、英語のシステム上で日本語のAfterEffectsは動作するんでしょうか?Windowsの日本語システム上で英語のAfterEffectsを動かすことは可能みたいですので、今回はシステムのロケールで判定してるのですが...ひょっとすると判定が甘いかもしれません。
Windowsを英語で使用していて、AfterEffectsのプロジェクトファイルやレンダリングコンポ名に日本語を使用した場合のレポート頂けたら嬉しいです。

宜しくお願いします。


[関連記事]


HS_ProxyManager 0.8.1およびそれ以前の全バージョンに関して、問題が発生しましたのでお知らせします。


HS_ProxyManager 0.8.1

March 1, 2011
Screen shot 2011-03-01 at 9.58.54 AM.pngのサムネール画像

AfterEffects用のスクリプト「HS_ProxyManager」アップデートしました。バージョンは0.8.1となります。マイナーアップデートだったのですが、前回見送っていたいくつかの機能を追加したので、GUIはかなり変更が加えられています。


HS_AEBatchRenderを準備中

February 13, 2011
Screen shot 2011-02-13 at 2.46.06 PM.png
After Effects用のスクリプト、HS_AEBatchRenderの公開準備中です。

HS_ProxyManagerのバックグランドレンダリングエンジン部分が単独で動作するものというとわかり易いかと思います。以前のブログで公開していたHS_AEBatExportのコードを書き直してHS_ProxyManagerと同じモジュールを使用しました。UI部分は旧コードを流用したのでまだドッキングパネル化していません。

現状ではAfterEffectsのGUIで設定したレンダリング設定、出力モジュールをそのままaerenderに送ってレンダリングさせるというものです。このスクリプトからキューの追加などは考えていません。

似たようなものに某有名スクリプトがあるのですが、こちらは機能的にはかなり見劣りしますが...一応2/15〜20日くらいを目処に公開予定です。



マッチムーブ(3Dカメラトラッキング)ソフトから出力したデータをAfterEffectsに読み込みました。たんにトラッキングポイントとカメラのデータなのにやけに時間がかかりました。やっと読み込み終えたものの、AfterEffectsが反応しません。フリーズしたのかと思い仕方なく強制終了させようかと思った瞬間、AfterEffectsが息を吹き返して画面を表示してくれました。


Part.1からの続きです。HS_ProxyManagerリリース記念で書き始めたこの記事ですが、かなり間が空いてしまいました(実はドラフト状態で公開忘れて放置してました)。とりあえず前回は、ざっとプロキシの使い方を説明しただけで終ってしまったので、後編ではAfterEffectsのプロキシ作成時の注意点などについて書いてみようと思います。


HS_ProxyManagerの注意

February 4, 2011
何度かいただいた質問やエラー報告があるんですが、プロキシのレンダリング時にエラーが出る場合、「Output Module」の選択で特定の解像度に依存したフォマーットを指定していないか確認してください。

特にAfterEffectsをインストールしてから「Output Module」を整理していない場合、DV用のコーデックが先頭に来ている場合があります。これらのコーデックはピクセルサイズやピクセルアスペクト比がフォーマットに準拠していないとレンダリング時にエラーになってしまいます。
普段Macを主に使用している上にDV用のCodecなんてとっくに削除されていたのため、「Microsoftを選択するとエラーになる」と説明を受けた当初はエラーの原因に確信が持てなかったのですが、どうやらこれが原因だったようで他のフォーマットでは問題なくレンダリングできているようです。

元がDVフォーマットのフッテージでも解像度に依存しないフォーマットを使用してください。
宜しくお願いします。

Screenshot_2011-02-04 20.16.06.jpg




HS_ProxyManager 0.8.0を公開しました。

今回のバージョンアップでは、レンダリングされた画像を再利用するようになりました。これによってレンダリング時間が短縮されます。これも@horonigさんよりご指摘いただいた機能追加です。ありがとうございます。
この機能を追加するにあたって「Skip 1/1」のオプションが一時的に利用できなくなっています。

他にも色々0.8で予定していた機能があるんですが、思いがけず手こずりましたので0.8.1以降に延期です。「Skip 1/1」のオプションへの対応は根本部分を弄らないといけないので今バージョンでは見送りましたが、これも0.8.x内で修正予定。

ダウンロードは以下のサイトからお願いします。旧バージョンを既にお使いの方はjsxbinファイルのみを差し替えてください。

HS_ProxyManager


初めてご利用になるかたは下記関連記事も併せてお読み下さい。

[関連記事]
HS_ProxyManager 0.7.1 (インストール方法が書かれています)