HTML5

Google Native Client SDK

February 24, 2011
なんか世間はiPad2の発表とかで持ち切りなんですが、個人的にこっちの方がすごいと思ったというニュース。要はGoogleがChrome上でネイティブコードを実行するためのSDKを公開するということです。今まではウェブアプリケーションといえばHTML5+JavaScriptが有力視されていましたが、Googleはそれを飛び越えてChromeでNative Clientという方向にもっと行きたいようです。

ちょっと不安なのは、やっとHTML5策定でブラウザ間の互換性を統一する方向に向かっていくところだったのに、それを出し抜くという構図がなんとなくActiveXと印象がかぶる。

技術的には興味あるんですけどね。

ブラウザー上でネイティブコード実行、Googleが「Native Client」のSDK公開

Native Client: Getting Ready for Takeoff



muWebPlayer2010-10-06.png

実は今までちゃんとWeb関連のプログラミングとかやったことありません。フォーム処理と文字列操作に終止するという先入観によるところが大きく、あまり興味もわきませんでした。もっとも文字操作とフォーム処理に終止っていうのは、AEのスクリプトも大して変わりませんが。

そんな私がHTML5デビューで作り始めたのがMoviePlayer。
色々調べるとHTML5のvideoコントロールは、各ブラウザで段階的に実装している途上であり、かつFirefoxは自身のポリシーなんか変なフォーマットに固執してたり、結構バラつきがあって全部サポートすんのは面倒くさい!...で、今回はMacOSXのデベロッパキット(Dashcode)で開発するということもあって、WebKitベースに絞っています。




HTML5API

September 29, 2010
最近の流れから、やっぱりWebAppの開発は必須だよねということで、遅ればせながらHTML5APIに手をつけました。canvasが標準で使用できることやvideoの標準化など見逃せない部分も多い反面、ブラウザごとの実装がまちまちでちょっと困ったことも起ってます。が、それは割り切ってWebKitのみをサポートするという方向で。現状、開発にはDashcodeを使用しているので、必然的にSafariが前提になっちゃうんですけど。
Canvasはピクセル単位での走査/描画が可能なので、やたら夢がひろがるんですが、実際にやってみるとメモリの管理とかリソースの食い合いは結構熾烈。
それでも、これなら普通にレイトレーシングとかのできるよな...と思って検索してみると、やっぱり結構ありました。Quake2まである...
Javascriptで実装することになるんでしょうが、HTML5API界隈がすごくMegademoっぽいことになってます。