After Effects

最近仕事でAfterEffectsの3Dカメラを扱うことが多いんですが、見にくいんですよ、カメラのアイコンがっ!少し複雑なカットになると、カメラがどこにあるのかわからないし、わかってもぱっと見てどっち向いてんのかもわからない。回転させてもちゃんと思った方向に向いてるのかも確信が持てない、大体案の定あさっての方向向いてる...ほんと、腹立つヮ!!!!というわけで作っちゃいました、カメラアイコン、しかもNullで...笑

aecameraicon_0.jpg

こんなものでもあると大違い。随分前にAdobeのFeature Requestで3D Viewのカメラの形状をもう少し見やすくしてほしいって送ったんだけど...案外そういう要望は少ないんでしょうか?
実はAfterEffectsの3Dカメラの使い方を私が根本的に勘違いしてるだけだったり...という不安もないわけじゃないんですけど。



ADOBE TVにてAFTER EFFECTS CS5.5 NEW CREATIVE TECHNIQUESが公開されています。全部で20本以上あるので、気になったのをいくつか紹介。



Warp Stabilizerのデモ。SmoothCamがついにAfterEffectsでも使えるようになったのは素直に嬉しい...!!


After Effects CS5.5

April 17, 2011
NABに関連して各社新製品のアナウンスなどが続きましたが、そんな中AdobeからCS5.5シリーズが発表となりました。ウェブのニュースをざっと読んだだけでアップグレードの詳細をちゃんと調べずにいたんですが、昨日詳しい内容を調べてみました(とは言ってもAdobeの公式サイトを読んだだけですけど)。

公式サイトから新機能をあげてみると:

  • ワープスタビライザー
  • ブラー(カメラレンズ)
  • ソースのタイムコードのサポート
  • ステレオ3Dワークフローの改善
  • ライトフォールオフ
  • RAWデジタルカメラワークフローの改善
  • カラーLUTサポートの拡張
  • After Effects CS5として保存
  • 強化されたディスクキャッシュ
  • XDCAM EXの書き出し


HS_ProxyManager 0.8.4

April 15, 2011
バグを修正したHS_ProxyManager 0.8.4を公開しました。



速攻バグレポートです。0.8.3以前のすべてのバージョンで発生します。

Photoshop形式のファイルをレイヤーをコンポジションとして読み込んだ場合に、各レイヤーに対してプロキシを作成しようとするとスクリプトがクラッシュし、処理を中断してしまいます。
この問題はPhotoshopのレイヤー名に「/」(スラッシュ)が含まれているために発生するもので、同様にアイテムの名称に「/」を使用した場合にも同様にクラッシュします。

Screenshot_PSDLayersBug.png

この問題は既に修正コードをレポート頂いた方にテストしてもらってます。その後複数の環境での動作検証が終了したら0.8.4としてリリースします。

正直なところ、こういう禁則文字はホスト(AfterEffects側って意味)で使用禁止にしておいて欲しいんですが...

[関連記事]HS_ProxyManager 0.8.3


HS_ProxyManager 0.8.3

April 13, 2011
HS_AEBatchRenderのテスト配布遅れててすみません。ちょっと忙しくなってしまったのとライブラリに手を加える必要が出てしまいまして、なるべく早くテスト配布いたしますので、しばしお待ちください。(ちなみにHS_ProxyManagerもHS_AEBatchRenderに伴って、近日ライブラリを更新します)

かわりにHS_ProxyManager 0.8.3をリリースいたしました。今回のリリースはあるプロダクションからの要望に暫定的に対応したものです(アメリカのメジャーなプロダクションだったので速攻で対応してみた...)。このアップデートでは、プロキシのレンダリング自体を実行せずプロキシ作成用のプロジェクトファイルだけを保存するというオプションが追加されました。各社のパイプラインに組み込めるようにAPIを整備するというアイデアも一瞬頭をよぎったりしたんですが、ちょっとそれは時間かかりそう。



Screen shot 2011-04-06 at 3.14.14 AM.png
延び延びになってしまってますが、CS5に対応させ、ついでにドッキングパネル化もしました。

このスクリプトはAfterEffectsに含まれているaerenderコマンドの補助用スクリプトで、AfterEffectsのGUIからaerenderを使ってコマンドラインのレンダリングを実行できます。動作としてはHS_ProxyManagerのバックグランドレンダリング機能を抜き出したものになります。レンダリングの各設定はAfterEffectsのレンダキューで行ないます。

旧HS_aebatExportのリファイン版ですが、ライブラリをHS_ProxyManagerと同一のものに変更したので肝心のスタックなどのいくつかの機能が削除されています(スタック機能がないのに、AEBatchRenderとは...)。これらは同ライブラリのアップグレード作業で再実装予定。SQL使うかもしれません。

現状はまだ配布サイトもできておりません。テスターさんを緩く募集しておりますので、参加ご希望の方はご連絡ください。MacではCS3でテストしていただける方、WindowsではCS4, CS5でテストして頂ける方大歓迎です。

一般公開はとりあえず配布サイトが出来上がったら開始する予定です。
宜しくお願いします。


先日twitterでの質問に、ちょろっと修正コードだけ書いて答えたんだけど、その補足。

AfterEffectsでいくつかのスクリプトを使用すると、グローバル変数や関数がコンフリクトを起こすことがあります。
特にAfterEffectsではスクリプトが終了しても、グローバル変数自体はそのままメモリ上に残っているため、現在実行中のスクリプトがなくてもコンフリクトが発生する可能性があります。これらを避けるためにスクリプト自体を即時関数にしてしまうという方法があります。(割と手っ取り早くできてしまうので乱発したくなるかもしれませんが、個人的にはコードの視認性や保守性からあまりオススメしません)


HS_ProxyManager 0.8.2

March 14, 2011
AfterEffects用スクリプト「HS_ProxyManager 0.8.2」をリリースしました。実は3月11日にスクリプト自体はアップしてあったのですが、英語ページをアップデートして離席した直後に地震が発生し、そのまま日本語での案内ができないままになっていました。本日改めて当ブログ上でご案内します。

今回は(要望の多かった)レンダリングの設定をデフォルトとして保存できるようになりました。その他、内部的には少しモジュールを修正していますが、ユーザー側からは見えません。ただ、モジュールの書き換えに伴って不具合が出る可能性もあるので、なにか不具合が発生した場合には細かなことでもご一報いただければ幸いです。


先日のPixel Benderで作成したAfter Effects用リライティングプラグインのデモムービーをVimeoにアップ。プラグインちょっと弄ってみたら結構色々できそうな気がしてきた...本来作らなきゃ行けないものは普通の2D画像処理エフェクトなんだけど、2.5Dリライティング系は結構はまりそう。こうなってくると各種マテリアルシェーダーもちゃんと実装したいところ。


次はこの辺を試してみたい。
(このブログ良く参考にさせていただいてます...大学の講義関連の資料みたいですけど)