HS_ProxyManager 0.8.3

April 13, 2011
HS_AEBatchRenderのテスト配布遅れててすみません。ちょっと忙しくなってしまったのとライブラリに手を加える必要が出てしまいまして、なるべく早くテスト配布いたしますので、しばしお待ちください。(ちなみにHS_ProxyManagerもHS_AEBatchRenderに伴って、近日ライブラリを更新します)

かわりにHS_ProxyManager 0.8.3をリリースいたしました。今回のリリースはあるプロダクションからの要望に暫定的に対応したものです(アメリカのメジャーなプロダクションだったので速攻で対応してみた...)。このアップデートでは、プロキシのレンダリング自体を実行せずプロキシ作成用のプロジェクトファイルだけを保存するというオプションが追加されました。各社のパイプラインに組み込めるようにAPIを整備するというアイデアも一瞬頭をよぎったりしたんですが、ちょっとそれは時間かかりそう。

変更点
「Proxy Rendering Setup」ウィンドウに「Not render immediately」オプションが追加されました。このオプションを有効にすると、レンダリングコマンドは実行されず、プロジェクトファイルの保存のみを行います。プロジェクトファイルは以下のフォルダに保存されます:

(_HS_proxy_)/(your_project_file_name)/(proxy_temp)

この機能追加は、レンダリングを他のマシン(レンダファームなど)で行いたい場合のために追加したオプションです。プロキシ作成用のプロジェクトはファイル収集してレンダリング出力フォルダを上書きしてしまうと、正しくレンダリングできませんので、事前に収集したプロジェクトに対してスクリプトを実行してください。


ダウンロード
http://sites.google.com/site/hsproxymanager/download
こちらからダウンロードしてください。既にHS_ProxyManagerの旧バージョンを使用されている方は、jsxbinファイルだけ差し替えていただければ大丈夫です。


[関連記事]HS_ProxyManager 0.7.1(インストール方法など書かれています)