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Nuke 8.0発表

September 21, 2013
やや旧聞ではありますが、The FoundryがIBCでNuke 8.0を発表しました。年末にリリースみたいです。なんか7.0からあまり時間が経ってないので、このタイミングでメジャーバージョンアップというのは、ちょっと驚きました。

The Foundry - NUKE 8.0 is coming
http://www.thefoundry.co.uk/articles/2013/09/13/564/nuke-80-is-coming/


Sneak Peek - NUKE 8.0 from The Foundry on Vimeo.




The Foundry Nuke X 7 for Compositors Nukeの新しい書籍「The Foundry Nuke X 7 for Compositors」がリリースされています。タイトルにNuke X 7と題している通りNukeのv7以降をターゲットに書かれた書籍です。まだパラパラとめくった程度なのですが、Nuke Xとなっていますが、基本的なインターフェースの説明や操作方法などを解説している書籍なので廉価版のNukeユーザーでも役に立つと思います。

あまり華やかさはないのですが、とにかくマニュアルばりに逐一機能をチュートリアルを挟みながら解説していくのでボリュームは結構あります。各章の最後にテストコーナーがあったりするのが、ちょっと前のプログラミングの本みたいで懐かしい感じ。


5月からスーパーバイザーやってる仕事がありまして、それが4Kでコンポジティングしてまして...最終的には2Kにダウンコンバートされるのですが、撮影はRED EPICでそのままの解像度を極力キープしています。一部C300やアーカイブが混ざってたりするので、この限りではありません。また3DCGIは2Kで作ってもらってます。

ACESへの対応は長尺でACESに対応してくれる編集室を抑えることができないのと3DCGIが対応できないという理由で止めましたが、撮影済みデータはプリグレーティングなしでREDCineで16bit floatのOpenEXRに変換して作業しています。


opticalflaresfornukenowavailable.jpg
アナウンスされたままリリースが遅れまくっていたOptical Falres for Nukeですが、やっとリリースされました。最初のアナウンスから丸2年以上、その後4月リリースというアナウンスから3ヶ月。これはあんまりアテにしないほうがいいのかも...と思い始めたりもしてました。

Video Copilot - Now Available: Optical Flares for Nuke
http://www.videocopilot.net/blog/2013/07/now-available-optical-flares-for-nuke/


以前、MacProにApricorn PCIe Drive Arrayを搭載した話を書きました。このとき使用したSSDドライブがOCZ製でネットで調べてみると、使用していると速度低下が激しく(使用しているコントローラのせい?)あまり評判がよろしくないみたいです。このドライブすでに旧製品なのですが、いったいどれくらい速度が落ちているのか確かめてみました。


AddMixについて(1)

May 28, 2013
前回の記事「非リニア合成時の加算合成について(2)」というのを書きましたが、ふと、「After EffectsではAddMixってなんなのかピンとこない人もいるんじゃないか」と思ったのでAddMixについて書いておきます。

※前回紹介したAfter EffectsでのAddMixですが、記事のタイトルは非リニアとなっていますが、実際にはリニア合成でも使います。ただ非リニアで加算合成をうまくコントロールするのに有効な手法なのでその流れで説明したということです。


なんかいきなり更新。EOSHDで以下のような記事がアップされて、まさか記事(「Canon EOS 5D MarkIIIでRAWムービー記録」参照)をアップした当日に追加記事書くはめになろうとは...

BIG NEWS - Hands on with CONTINUOUS raw recording on Canon 5D Mark III
http://www.eoshd.com/content/10324/big-news-hands-on-with-continuous-raw-recording-on-canon-5d-mark-iii


最近あまりカメラ関連追っかけていなかったのですが、Google Readerの撤収作業をしつつRSSを眺めていたらEOS 5D MarkIIや5D MarkIIIでMagic Lanternの改造ファームウェアを使用しムービーをYUV422 14bit RAW記録するという話が出てて、ちょっと興味本意で色々調べてみました。自分では5D3を買うことはないと思うし、仕事でもDSLRムービーが今さらでてくるということもあまりないと思うのであくまで個人的な興味です。


前回の「非リニア合成時の加算合成について」でちょっと書いた、「その先のアプローチ」を紹介しておきます。そもそもこの記事の企画自体が番外編だったのに(2)が出てきちゃうあたりが、なんか嫌な感じしますけど。

今回の手法は前回の記事で少し触れたAddMixをAfter Effectsで行います。ちょっと面倒ですし、複雑なコンポに組み込むには慣れが必要になります。慣れちゃえば大抵のコンポで使用可能です。リニアでも使える手法なのですが、非リニアでは特に発光体や半透明な合成のコントロールに役に立つので、タイトルはそのままです。



昨日(本日未明)開催されたAdobe MAX 2013の基調講演にて新しいCreativeCloudの発表がありました。

Adobe Creative Cloud - お客様へ - アドビからのメッセージ クリエイティブ制作は、新たな時代へ
http://www.adobe.com/jp/cc/letter.html

アドビプレスリリース - アドビ システムズ社、Creative Cloudのメジャーアップデートを発表
http://www.adobe.com/jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/20130507_AdobeCreativeCloudMajorRelease.html?sdid=INJUJ

このバージョンアップでAdobeはCreative Suite(CS)シリーズを終了させ、Creative Cloud(CC)シリーズとしてリニューアル。それにともない従来のパーマネントライセンス(永続ライセンス)形式での製品の提供を行わないことを発表しました。


「After Effectsでのリニア合成のお話番外編」として「非リニア合成時の加算合成について」書きますが、この内容は非リニア(ビデオやsRGBスペース)での合成時の話でAfter Effectsに限定しません。「After Effectsでのリニア合成(4)」では白(色)を飽和させないという意図であればリニア合成でなくてもスクリーンでもいいんじゃないかといった趣旨の文章を書いていますが、実際にはこの2つは違う計算式で結果も異なります。ただ白を飽和させないというメリットだけを享受したいのであれば、無理してリニアにするよりスクリーンを使って合成時の調整でもいいんじゃないか?ということです。

個人や数人のプロジェクトであれば「ガンマ値1.0でカラーをブレンド」でもなんでも使えばいいと思うのですが、ある程度規模が大きくなりスタッフの出入りの激しかったり外部の協力会社に発注するようなプロジェクトでは、After Effectsで非リニア合成をが指定されることがほとんどだと思います。

そういう意味で、今回はビデオスペース(あるいはsRGBスペース)での加算合成(とスクリーン合成)について書いてみます。


間が空きすぎて自分でも何書こうとしてたのか忘れちゃうくらいでしたけど、読み返してみれば、前回は「作業スペースのリニア化」の話をしていて、なぜか途中でブツっと切れたまま放置。

前回の記事の最後では「次はCineonをリニアスペースで扱う話」なんて言ってような気もするんですが、予定を変更してなんで「作業スペースをリニア化」についてもう少し書いてみます。ついでにこれまでの話を復習い直すような感じにするので、重複する部分もあるかと思います。


OpenEXR 2.0

April 10, 2013
NukeではDeep Imageに限って(それ以外は1.7ライブラリ)OpenEXR 2.0のベータライブラリが使用されていましたが、正式にOpenEXR 2.0がリリースされました。

OpenEXR - Announcements
http://openexr.com/#announ


Nuke 7.0v6

April 9, 2013
nukeassistsplashaan40.jpg NABで色々盛り上がってますが、これに合わせてNukeも7.0v6がリリースされました。マイナーリリースですが、このバージョンではNuke Assistという新しいツールが追加されています。

Assist tool for NUKEX Available Now
http://www.thefoundry.co.uk/articles/2013/03/18/496/assist-tool-for-nukex-available-now/


ProEXR 1.8

April 5, 2013
ProEXRの1.8がリリースされました。今回のアップデートではAfter EffectsでOpenEXRの読み込みを高速化するキャッシュ機能が追加され、その他マイナーなバグフィックスや最適などが行われました。

fnord software blog - ProEXR 1.8
http://fnordware.blogspot.jp/2013/04/proexr-18.html

fnord software - ProEXR
http://www.fnordware.com/ProEXR/


Optical Flares for Nuke

March 24, 2013
以前第一報をの記事を書いてから2年近く経ってしまってるわけですが、Optical Flares for Nukeが4月にリリースされるとのことで、その詳細がVideo Copilotのブログに掲載されており、デモムービーも公開されています。

First Look: Optical Flares for Nuke!
http://www.videocopilot.net/blog/2013/03/first-look-optical-flares-for-nuke/

Optical Flares for Nuke: First Look from Andrew Kramer on Vimeo.



以前(といっても2年前!)書いた記事で、After EffectsでOpenEXRを取り扱う際にDataWindowが正しく解釈されないという問題を紹介しました。久々にこの問題が身近に発生したので、その後のAfter EffectsとOpenEXRの状況などを含めてまとめてみたいと思います。

これまでの記事は「ProEXR」と 「AfterEffectsでOpenEXR」を参照してください。

[更新]この問題はfnord software ProEXR 1.9で解決されています。こちらの記事も参照してください。

上記の2つの記事を参照してもらうとわかるのですが、After Effects単体ではOpenEXRにDataWindowが設定されているかすら判別できません。Nukeではノードによっては作業者が意図的で行わなくても自動でクロップをしてしまうものもあるので、Nukeが出力したOpenEXRを他の人がAfter Effectsで受け取ると、「もらった画像のサイズが間違っている」ということになり、Nuke側では「こちらでは問題ない」という主張になりかねません。これはOpenEXRをPhotoshopで開いてもAfter Effects同様DataWindowでクロップされてしまった状態で開かれます。


JefeCheck

February 7, 2013
jefcheckscreenshot.png
昨年末、無償になったイメージシーケンスビュワー「JefeCheck 1.5.1」を試してみました。Mac, Windows, Linuxに対応。ユーザー登録をするだけで商用でも無償で使用可能。寄付の受付中とのことなので、気に入った人は寄付をすると良いと思います。

JefeCheck
http://jefecheck.jefecorp.com/index.html

私は昨年3月にRVを導入し、JefeCheck自体を知ったのはその後だったので、有償版の時に試用すらしていませんでした。昨年末にフリーになったというニュースを見たのですが、忙しかったのでその時もスルー。ただここへ来て撮影立ち会いや出先でのチェック用にDPXやOpenEXRのビューワーが必要になり初めて使ってみたという経緯です。RV導入以前に知っていたとしても、RV押退けてこれを導入したかは微妙ですが、使ってみるとフリーとしては勿体ないくらいの高機能でした。


Escher for Nukeリリース

January 23, 2013
Nuke用リライティングプラグイン Escher for Nukeがいよいよリリース。

Artixels - Escher 1.0 for Nuke
http://www.artixels.com/axj/index.php/escher

2つの画像生成プラグイン、4つのオペレータープラグインそして4つの2.5Dシェーダープラグインで構成されています。まぁartixelsが公開しているVimeoのデモリール見てもらうのが早いかと。しかしAtomKraftといいEscherといい、最近香港勢がすごい...

Escher 1.0 for Nuke available now. from artixels on Vimeo.



今年最初のエントリーです。本年も宜しくお願いします。で、しょっぱなから失敗談です。ボーンデジタルから『ノードベースのデジタルコンポジット -コンポジターのための理論と手法』という書籍が発売されました。

失敗というのは本自体ではありません。この書籍自体はすばらしいんですが読みながら「なんかこの本どのページもどっかで読んだ内容だな」と思っていたら...原書持ってました。原書は『Digital Compositing for Film and Video』。日本版9,000円超のお値段なのでちょっとショックでした。

なんで日本語版が「ノードベースの...」なんてタイトルにしてしまったのか不思議ですが、コンポジッタに必要な知識がきちんと網羅された本なので、別にNukeでもAfter Effectsでも応用可能な内容です。ノードベースという単語に惑わされずに内容を確かめてから買うのがよいかと思います。強いていえば説明にフローチャートが使われていて、それがノードベースっぽい感じ...ってことかな。


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