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New Features in Nuke 6.3

February 20, 2011
VFXTalk経由の情報です:
Nuke 6.3(2011年夏リリース予定)のムービー(The Foundry MasterClass)がYouTubeにアップされました。



新機能リスト自体は以前から公開されていましたが、一応書き出しておきます。


NukeのLenscareの話 (2)

February 17, 2011
ant_acb_0001.jpg

NukeでLenscareを使う場合のノートその2です。
NukeのZ-BlurではOpenEXRのDepthチャンネルを直接指定できますが、LenscareではRGBチャンネルにDepthバッファが入ってないといけません。普通はShuffleノードで簡単解決なのですが、OpenEXRのDepthの値は作成した3DCGソフトによって異なります。無限遠の値の持ち方も色々で、場合によってはLenscareの「FL Depth Of Field」で使用する際には適宜Depth用のピクセルの値を調整してやらないといけません。


Part.1からの続きです。HS_ProxyManagerリリース記念で書き始めたこの記事ですが、かなり間が空いてしまいました(実はドラフト状態で公開忘れて放置してました)。とりあえず前回は、ざっとプロキシの使い方を説明しただけで終ってしまったので、後編ではAfterEffectsのプロキシ作成時の注意点などについて書いてみようと思います。


Peregrine Labs Bokeh

February 4, 2011
Peregrine LabsによるThe Foundry Nuke用の新しい被写界深度プラグイン「 Bokeh」のベータテストが開始されています。現在Mac版とLinux版のテストが開始されいて、参加希望者はメールにて申し込みできます。ウェブサイトによるとこのプラグインの特徴は

  • 様々なレンズ形状、ユーザーの用意した画像にも対応
  • レンズブルーミング
  • 球状およびクロマ収差の再現
  • 実際のレンズを再現したF-stop, FocalLengthの設定
  • より精密なコントロールのために、フォーカス範囲やレンズ形状を視覚化
  • フローティングポイントデータを完全サポート
  • マルチコア、SIMDに最適化
  • 新しい画像スライス技術によって、これまでの後処理による人工的な被写界深度を避ける
  • 対応システム Nuke 6.2v2 64bit MacOSX / Linux (Windowsは近日サポート予定)

とりあえず申し込んでダウンロードしてみましたので、明日インストールして試してみたいと思います。

Peregrine Labs
http://peregrinelabs.com/


[関連記事]
NukeのLenscareの話
NukeのLenscareの話 (2)
レンズボケについて


ProEXR

January 29, 2011
先日の記事「AfterEffectsでOpenEXR」ですが、やはりAfterEffectsの標準機能では解決しないようです。解決にはサードパーティのプラグインfnord softwareProEXRプラグインを使うというのが一番の近道のようです。もともと標準のOpenEXR用プラグインもここのフリープラグインが採用されているので、標準といっても差支えないのでしょうが、ProEXRは有償で95ドル。15日間の試用期間があったので、試してみました。



AfterEffectsでOpenEXR

January 26, 2011
今回は先日の記事「NukeのLenscareの話」の最後でちょっと触れたことを検証してみました。要はOpenEXRにBounding Boxが設定されていた場合、AfterEffectsではそれを正しく認識できるかということです。まず簡単に結論を言ってしまうと、BoundingBoxが設定されているとAfterEffectsではうまく認識されませんでした。これといった解決策もわからないままでしたが、とりあえず検証した結果だけ書いておこうと思います。



NukeのLenscareの話

January 23, 2011
私は個人的にでデフォーカス系はAfterEffectsでもNukeでもFrischluft Lenscareがお気に入りなのですが、NukeでLenscareを使う際に「FL Depth Of Field」で時折相談されるトラブルがあるのでメモ程度に残しておきます。

問題になるのはDepthの設定です。Lenscareには「FL Out Of Focus」と「FL Depth Of Field」という二つのプラグインがあり、「FL Depth Of Field」ではDepthマップによるフォーカスの調整が可能です。DepthマップはRLAフォーマットやOpenEXRで使用可能な被写界深度用のチャンネルです。Nukeの場合はNukeの3Dコンポジットから生成することも可能ですし、グラデーションで作成してしまうことも可能ですが、今回はOpenEXRのDepthを用いることを前提にします。



VFX Talkに投稿されていたNuke用のPythonスクリプト「Flame Connect Beta」を紹介。
このScriptはNukeのノードコネクションをFlame(というか、いわゆるAutodesk系)のようにゼスチャで行なうというスクリプトです。Flame使ったことがないとピンとこないかもしれませんが... nukepediaに投稿したようですが、まだ反映されていないとのことで、ダウンロード可能になり次第告知してくれるとのこと。私自身はFlameなんて随分触ってませんが、ちょっと試してみたい。でもこういうカスタマイズすると出先の作業で苦労するんですよね...(やっとノードぶん回し癖が抜けてきたのに)
(追記: nukepediaで公開されましたので下記にダウンロードリンクを追加してあります) 

Nuke Flame Connect, python script

Nukepedia - flameConnect 





5DtoRGB

November 19, 2010
5d2rgb_screen.jpg最近ちょっと話題になっていた「Rarevision 5DtoRGB」というMac用のソフトを使用してみました。簡単に言ってしまえばCanon EOS 5Dなどで撮影したMPEGファイルをDPXまたはQuickTime ProResに変換してくれるというものです。現在このソフトはMac版が無償公開されています。将来的にはLinuxやWindowsへの移植も行ないたいとのこと。

ちょっと使ってみたら結構よさそうでしたので以下に簡単に紹介...



Nuke関連書籍

November 5, 2010
Amazon.comを覗いていたらお勧めされた書籍の中に「Nuke 101: Professional Compositing and Visual Effects」なるものがありました。どうやらNukeユーザー向けの書籍が発売されるようです。発売は2011年3月、言語は英語、ページ数が464ページなのでそれほど分厚くはなさそうですが、具体的な内容はまだわかりません。 Amazon.co.jpでも予約受付中みたいです。私はもう少し情報が出て来てから考えます。464ページで初心者ターゲットだと基本的な使い方だけで終っちゃいそうですし。すごく突っ込んだ内容だといいなぁ。



Nuke 101: Professional Compositing and Visual Effects
Ron Ganbar
Peachpit Press
売り上げランキング: 90209


Frischluft Lenscare

November 4, 2010
FrischluftのAfterEffects/OFX用プラグイン「Lenscare」がアップデート。
Irisマスクに画像が使用できるようになっています。OFX版がバージョン1.44、AE版が1.46です。ブログに載せる予定でもなかったんですが、ちょっとAEとNukeでCustom Irisの具合を比較しておきたくてスクリーンショット撮ったので、とりあえず載せておきます。


lainBD_CA.jpg

最近のお仕事情報です。随分時間がかかってしまいましたが、「serial experiments lain Blu-ray BOX|RESTORE」がやっと発売されました。お待ちいただいた関係者(特にプロデューサー)、楽しみにしてくれていた購入希望者の方々には本当に申し訳ないことをしました。
今回はRestore Director & Compositor ということでクレジットされてます。リストアディレクターってなんぞ?という疑問はさておき、すごく簡単にいえば本編映像中のフィルムパートの復元作業です。



conu_comparecindecode.png

ブログにエントリーさせるようなことでもないですが、Autodesk CompositeでDPXのLogを読み込ませたところ、なんか違和感が...非常に暗い中にハイライトが入っているといった種類の画像だったものだったので、より顕著だったのかもしれませんが、とりあえず純正CineonでLogのコンバートをNukeと比較。



mayacomposite-p1.png

Mayaにはバージョン2010より、これまでToxikという製品で販売されていた(現在は販売終了)コンポジットツールがMaya Compositeとして付属しています(3DS Maxなどにも付属するので正しくはAutodesk Composite)。あまり使うつもりはなかったのですが、ちょっと触っておいた方がよさそうなので、今のうちに基本的なところだけでも習得してみようとMaya2011の体験版をダウンロード。


_1120877.gif

After Effects CS5から64bit対応になり、4GB制限がなくなりRAMプレビューができるとか、大きさフッテージを展開できるとか、私としてもかなり喜ばしいことなのですが...しばらく使ってみると、AEの占有するメモリ量が半端なく、HD(1080 16bit flaot/32bpc)でしばらく使用するとAfterEffectsが使用するメモリは19GBにまでなっていました。もちろん環境設定で使用メモリの制限やディスクキャッシュの設定はできますが...何食ったらそんなにでかくなのかわかりません。

ちょっとこれは食い過ぎでは、と思って試しにNukeとAEで同じフッテージを使用してプレビューをかけて、使用メモリを比較してみました。




About

September 15, 2010
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斉藤 寛 プロフィール
フリーランスのコンポジターです。経理税務効率化のために会社を設立していますが、基本的にはフリーランスとして活動しています。主にNuke、AfterEffects、Smokeを使用し、VFX及びCM/実写作品の合成、カラーコレクション、アニメーションの撮影(コンポジット)、VFX作成、3D/2Dトラッキングを主業務としています。

お仕事は随時募集しております。コンポジティング作業、VFXスーパーバイザー/ディレクターとしての撮影立会からワークフロー構築など、条件次第では出向作業も可能です。メールにてお問い合わせください。(スケジュールやソフトウェアの空き状況の都合により、やむを得ずお断りさせていただく場合もございますのでご了承ください)

仕事履歴はLinkedinをご参照ください。
https://www.linkedin.com/in/hiroshi-saito-66883420/

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対応ソフトウェア
The Foundry NUKE STUDIO
Autodesk Flame
Adobe After Effects
Adobe Premiere
The Pixel Farm PFTrack




Blog移転準備中

September 13, 2010
長いこと放置してしまったBlogを移転させることにしました。
まだ準備中です。記事内容は刷新します。

最近では日々の雑記などはすべてfacebookになってますので、こちらではAEやNukeなどの話題や仕事の話題を主体にする予定です。過去に作成したスクリプト類は追々書き直してアップします。

このblogはMovableTypeのOpenSource版にしました。当初WordPressでやろうと思ったのですが、ちょっとダッシュボードが重くて使い物になりませんでした。他のサーバーで使ってるWordPress自体は普通に動いてるので、たぶんホスティングサービスの問題だと思います。まぁMTの場合は記事自体が静的なHTMLになるので、PHPやSQLの設定やスクリプトを誤って過去の記事も参照できなくなるってことがないのが救いでしょうか。

では改めて宜しくお願いします。




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