アナウンスされたままリリースが遅れまくっていたOptical Falres for Nukeですが、やっとリリースされました。最初のアナウンスから丸2年以上、その後4月リリースというアナウンスから3ヶ月。これはあんまりアテにしないほうがいいのかも...と思い始めたりもしてました。
Video Copilot - Now Available: Optical Flares for Nuke
http://www.videocopilot.net/blog/2013/07/now-available-optical-flares-for-nuke/
気になるお値段は以前のアナウンス通り$199。Video Copilotで既に購入可能です。
以前アナウンスされて時点では「After Effets版からのクロスグレードはない」とされていましたが、「$99」でクロスグレードが可能です(期間限定みたいですけど、いつまでというのは不明)。これによってAfter Effects版のラインセンスが無効になるということはありません。
After Effects版との違いは以下の通り:
- Optical Flares for Nukeは、3Dシーン内のライトでリアルな3Dオブスキュレーションを使用しています。
- フレアの要素を均等にスケーリングする"Scale Offset"機能はNukeでのみの機能です。
- Nukeではデフォルトフレアを更新しました。
- Nukeバージョンのみ1つのノードで複数の2Dレンズフレア使用できます。
- Nukeバージョンでは、多くの新規テクスチャと写真スプライトが使用できます。
- Nuke版にのみ新しい「Nuclear」プリセットが含まれています。
- Nukeのバージョンは、「Luminance tracking」「Mask Position」モードが含まれません。
- Nukeのバージョンではアニメーション可能なAspect Ratioを持っています。
- Nukeのバージョンでカスタムテクスチャを使用するには、画像は「texture」フォルダに配置する必要があります。
新しいNuclearプリセットはその名前に反して割と自然な感じのフレアが多く重宝しそう。After Effects版プリセットも使用可能とのことでしたが、私の所有するPro Presetはなぜかメニューに表示されませんでした(私がなんか間違ってるのかもしれません...)。
今とりかかっているプロジェクトで使用したかったので、もう少し動作確認して問題なければ8月から実戦投入しようと思います。
[関連記事]
Optical Flares for Nuke(2013)
Optical Flares for Nuke(2011)
レンズフレアについて
NukeのLenscareの話