Colour Grading

ボーンデジタルが「カラーコレクションハンドブック」の発売開始を記念して「カラーコレクションセミナー」を11月30日に開催するそうです。

カラーコレクションセミナー
http://www.borndigital.co.jp/seminar/detail.php?id=230



私はすでにKindle版で買っちゃったんですけど、「Color Correction Handbook: Professional Techniques for Video and Cinema」の日本語版が出ますよ。例によってボーンデジタルさんからの出版で、これまた例によってお値段少々お高め。



先日の記事でTechnicolorで撮影された映画の代表作に「オズの魔法使い」をあげましたが、そのレストア作業者のインタービュームービーがYouTubeにありましたので紹介。


Kodak vs Technicolor...

September 30, 2011
Color Grading Centralに「Kodak Vision 3 film VS. Canon 7D w/CineStyle ad hoc test」という記事が掲載されました。

Color Grading Central - Kodak Vision 3 film VS. Canon 7D w/CineStyle ad hoc test
http://www.colorgradingcentral.com/archives/kodak-vision-3-film-vs-canon-7d-wcinestyle-ad-hoc-test



そもそも4:2:0のMPEG4がCineStyleだろうとなんだろうと、ダイナミックレンジ的にフィルムに勝てるわけないので比較という意味では結果は分かりきっていますが、このテストの目的はいかにしてKodak社のVision 3フィルムのラチチュードに近づけるかというテストとのこと。掲載されてる静止画ではわかりにくいですが、Vimeoにアップされてる動画がわかりやすいとかと。


先週の金曜日、O田さんからのご招待いただいてレスパスビジョンで開催されたオープンハウスイベント「J-MIX 2011」に行って来ました。

レスパスビジョン株式会社
http://www.lespace.co.jp/

SONY PMW-F3、ARRI ALEXA、RED ONE (MXセンサー)が一同に会し、かつAutodesk Flame Premium/Lustre、Nucoda FilmMaster、Quantel iQ Pablo、Blackmagic Design DaVinci Resolveがその場で一斉にカラコレ/グレーディングのデモを披露するという弱肉強食イベントです。


deblockingshot.jpg 前回比較的高画質なMPEGのノイズを消す方法を紹介したのですが、あれでは除去しきれないMPEGのノイズを消す方法を考えてみました(とは言ってもなんてことはなくて1つ工程を挟むだけですが...)。例えばコンパクトデジカメやiPhoneといった機器で撮影したムービーなんかが対象です。もちろん元の素材がかなり悪い状態を想定していますので限界はありますが、いくらかブロックノイズを目立たなくさせてくれます。


H.264(EOSムービーやAVCHDなど含めて)は一見綺麗に見えるのですが、ちょっと極端なカラーグレーディングを行なうと途端にブロックノイズと色のムラが目立ってきます。このブロックノイズをPhotoshopを用いて消す方法を紹介します。ブロックノイズだけでなくグラデーションのバンディングなどにも有効ですが、どちらもあまり酷い状態だと消せません。

PhotoshopのバージョンはCS5.5を想定しています。CS4でも同様の機能があるので大丈夫だと思うのですが、全く同じ結果が得られるかは保証できません。


P1000194.jpg

先日、x-riteの「ColorChecker Passport」を購入したという記事を書きましたが、実はそのとき一緒にx-riteのキャリブレータ「ColorMunki Photo」も購入しました。

ColorMunki Photo
http://xritephoto.com/ph_product_overview.aspx?id=1115


ちょっと前から気になっていたんですが、昔買ったマクベスチャートが有効期限を大幅に突破していたためにx-rite ColorChecker Passport KHG3421-PP(Amazon)を購入しました。

通常のチャートだとかさばるし汚したり折ったりしないように気を使うのが億劫で、よほどの時でないと撮影時に持ち歩くことはなかったのです。この小さなチャートでしかもプラスチックのケース付きという安心感しかもケースはスタンドにもなるし、これなら少しの風でも屋外で(一人で撮影時に)使えそう...お値段もお手頃。で、そんな私の心を察してかAmazonさんもしつこくお勧めするのでつい購入。


EX-FC150買ってみたものの、雪を撮れなくて残念と思っていたわけですが、降りましたよ雪が。というわけでやたら寒い中、雪を撮影してそのまま編集してVimeoに音声トラックなし版をアップしちゃいました。