最近、水木しげる作品が文庫でじゃんじゃん出版されてて、Amazonで買い物する度についつい貸本時代の戦記物とか一緒に買わされ...否、買っちゃうんですが... ちょっと変わったところで面白かったのが「ビビビの貧乏時代 いつもお腹をすかせてた! 」。これとても面白い!!! いわゆる妖怪ものでも戦記ものでもない、貧乏時代の水木作品なわけで、映画やドラマにもなった「ゲゲゲの女房」とも違う...っていうかNHKの連ドラじゃとてもじゃないけど出せないような暴力や性や社会に関するネタばかり。そもそも漫画家があんなにさわやかな貧乏生活してるわけないか...。当然どちらもフィクション前提だろうけど、「ゲゲゲ...」の対極を行く感じの作品です。