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highperformancejavascriptcover.jpg少し前の話ですが「ハイパフォーマンスJavaScript 」(オライリー・ジャパン)を購入しました。

以前にも同じオライリーのシリーズで「JavaScript: The Good Parts」「JavaScriptパターン ―優れたアプリケーションのための作法」と紹介したことがあるのですが、やっぱりページ数は少なめで初心者向けじゃないですが、これまた面白くて結構読みふけっちゃう感じ。もうなんか最近はオライリーの薄っぺらい(ページ数がね)本は条件反射で買いたくなっちゃうというくらい当たりが多い。

とにかくJavaScriptの実行速度の改善に注力して書かれた本なのですが、大きくわけてブラウザやネットワーク上のオーバーヘッドをなくすための処理と、JavaScript(というかコード)に起因するパフォーマンスの改善にわかれていて、前者に比重がおかれてます。


先日「Nuke 101: Professional Compositing and Visual Effects」が発売されたばかりですが、来年の夏に更にもう1冊Nukeの書籍が発売されるようです。

Digital Compositing with Nuke」(By Lee Lanier)、価格は£30.99(Amazon UK)で、すでに日本のAmazonでも予約が開始されている様ですが、表紙などの画像はまだなく、目次やページ数も不明、具体的な発売日も未定(日本のAmazonでは7月になってるんですが、UKでは8月なんですよね...)。そのまますぐKindle版が出るかどうかも不明。日本のAmazonでは¥4,258です。




Digital Compositing with Nuke
Digital Compositing with Nuke
posted with amazlet at 11.05.03
Lee Lanier
Focal Press


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Nuke初(たぶん)の書籍「Nuke 101: Professional Compositing and Visual Effects」が発売されたので購入してみました。買ったのはKindle版です。さすがにKindleだとモノクロで図版が見にくかったのでiPadで読む予定。

パラパラめくっただけでまだちゃんと読んだわけではないのですが、冒頭はNukeのUIの説明から始まってます。UIと基本的なコンポジットの説明したあと、RotopaintやKeyingなどNukeでコンポジット作業をするのに必要なことを一通り説明されている感じです。ただ、一概に基本的な事項を最初に全部説明しているわけでもなく、例えばChapter8では「Compositing Hi-Res Stereo Images」としてS3Dの合成作業についても触れられてますが、なぜかこの章で初めてLUTについて説明するという感じで、書籍全編を通してNukeの基本機能を一通り説明してるといった感じです。

個人的にはGizmoについて1章設けているのは好感が持てます。Pythonに関しては付録章としてPythonの簡単な説明がありますが、簡単なコマンドをメニューに登録すると言った程度ですので、The Foundryの公開しているPythonチュートリアルの触り部分くらいでしょうか。


javascriptpatbookco.jpg以前紹介した「JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス 」(関連記事)と双璧をなすオライリーのJavaScript本「JavaScriptパターン ―優れたアプリケーションのための作法」。この本も200ページちょいで、この手の本にしては薄いのですが内容は非常に濃いです。


JavaScript: The Good Parts

January 13, 2011
JavaScriptTheGoodParts.jpeg
先日本屋に立ち寄ったときにちょっと『JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス』を手に取ってパラパラ立ち読みしたら面白くて椅子に座って読み始め(ジュンク堂だった)、止まらなくなったのでそのままレジに行って買ってしまいました。

ちょっと前からこの本がいいという評判は聞いていたのですが、手にとって観る機会もなく、たぶんWeb向けの応用集とかそういう類いの内容だと思っていたのですが、読んでみたら全然違った。

読者ターゲットは『他の言語、特にCやC++などを使用経験がありJavaScriptでハマってしまって「なんでこうなるの!」と叫んだことのある人』向けです。半分冗談ですが、半分は本気。例えば私がはまった罠としては、変数のスコープが処理の外にもはみ出すというもの。こういった事象に対しての注意事項や回避策などが書かれてます。逆に他のプログラム言語も使用したことがなく、JavaScriptで初めてプログラミングを始める人にはまったく役に立たない感じの書籍。

著者の厳格なポリシーに基づいて書かれているために、かなり極端な例もないわけではありませんが、コードの行数が2000行を超えたあたりからこの書籍の存在価値があがると思います...根拠はないですけど。特に巻末の付録「ひどいパーツ」と「悪いパーツ」は面白かった。180ページ弱の薄い本ですが、内容は非常に濃くてじっくり頭から読んで行きたい感じの書籍です。


JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス
Douglas Crockford
オライリージャパン
売り上げランキング: 12103


postproductionworkflowcover.jpg年末に「ポストプロダクションワークフロー -Fix It In Post日本語版-」(ボーンデジタル刊)がAmazonより到着。題名の通り「Fix It In Post」の邦訳版です。ポスプロでのワークフローを説明し、何がどのように修正・加工できるかを説明したものです。

映像制作におけるVFX関連の説明ではなく撮影されたフィルムをどのように修正するか、カラコレやグレイン除去などの手法やフィルム/テレビでの映像信号の特性などに多くの説明が割かれています。特定のアプリケーションに依存した説明はほとんどないので、これで何かソフトの使い方をおぼえるといった類いの書籍ではありません。起こりうる問題に対してどのようなアプローチで解決するかということがテーマごとに述べられています。


VES Handbook Kindle Edition

December 27, 2010
VES Handbookがあまりに重いのでKindle版買っちゃいました。重いので自分のデスク回りから持ち出すこともなかったんですが、ちょっと移動時間や待ち時間などに読みたいなと思って。ちなみにまだ第3章と第6章しか読んでません。

あとついでに自分の部屋がモニター調整の関係で暗いので、紙の文章を読みづらいのです。iPadならバックライトあるのでこの点も便利。Kindle3Gは軽くて持ち歩きは全く苦にならない上にバッテリが2〜3週間持つので、基本的に購入済みの書籍は全部Kindle3Gに入れておくという感じ。Kindle3GはEInkがモノクロなのですが、iPadのKindleなら勿論カラーで図版も参照できます。Kindleのいいところは、同じアカウントであればすべてのKindleデバイスで購入済みの書籍はもちろん、ブックマークやマーカー、メモ、最後に開いていたページを同期できること。文字の大きさも変えられますし、図版はタップすれば拡大表示してくれます。今のところKindleは電子書籍リーダーとしては、頭一つ飛び出した使い易さです。

自分で裁断してスキャンするというのも考えたのですが(幸いでかい裁断機とスキャナがあるので)、スキャンして書籍は画像データとなるのでiPadなどのビューワ(iBookとかGood Reader)ではページ数の多いものはちょっとページをめくるたびに処理待ち時間が発生してしまい(VES Handbookは900ページ超)、これがばーっとページをめくって探し物をするときに結構ストレスになるんです。

書籍版はAmazon.co.jpでも購入可。Kindle版はAmazon.comで購入できます。



Nuke関連書籍

November 5, 2010
Amazon.comを覗いていたらお勧めされた書籍の中に「Nuke 101: Professional Compositing and Visual Effects」なるものがありました。どうやらNukeユーザー向けの書籍が発売されるようです。発売は2011年3月、言語は英語、ページ数が464ページなのでそれほど分厚くはなさそうですが、具体的な内容はまだわかりません。 Amazon.co.jpでも予約受付中みたいです。私はもう少し情報が出て来てから考えます。464ページで初心者ターゲットだと基本的な使い方だけで終っちゃいそうですし。すごく突っ込んだ内容だといいなぁ。



Nuke 101: Professional Compositing and Visual Effects
Ron Ganbar
Peachpit Press
売り上げランキング: 90209


CS5VisualEffectsandCompositingStudioTechniques.jpg
Amazon.comより「Adobe After Effects CS5 Visual Effects and Compositing Studio Techniques (Adobe Press)」が到着しましたので、ちょっとレビュー。この書籍はAdobe Pressの「Studio Techniques」シリーズの最新版です。過去のバージョンからの読者にはおなじみかと。ちなみに前バージョンは「Adobe After Effects CS4 Visual Effects and Compositing Studio Techniques」でこれは邦訳「After Effects CS4 スタジオテクニック(ボーンデジタル)」も出版されています。