da-tools10周年記念(おめでとうございます)として、Kindle版書籍「エクスプレッションがわからん！」が出版されました。実は発売直後即購入したのですが、読んでおらず先日一気読みしたのでブログに掲載。なんかあれこれ書くのも躊躇われるほどのタイトルなんですけど...。本文は教師と生徒の対話型で進められます(この辺ちょっと人を選ぶかも)。
生徒側の設定はAfter Effectsはある程度使いこなせてはいるけどエクスプレッションについてはまったくの初心者という設定。早い話がda-tools.comでAfter Effectsのエクスプレッションについてあれこれ質問する前に、最低限これくらいの知識は付けておいて欲しいって話ですね...(納得)。
dA-toolsの本 - エクスプレッションがわからん！
http://www.da-tools.com/da-books/dA-books.html
(da-tools.comより書籍の説明を引用)
このサイトを運営している関係で、これまでに数多くのエクスプレッションの相談を受けてきました。エクスプレッションは本格的なプログラミングと比べて取っつきやすいので気軽に使い始めることが出来るのですが、一旦行き詰まってしまうとまったく動きが取れなくなってしまいます。その原因の多くは、メソッドや配列などJavaScriptのちょっとした知識不足でした。そこを何とかできないかな、と常々思っていましたので、サイト開設10周年記念として手軽に読める本にまとめました。
私にとってはやや物足りない内容ではあったものの、読みながら「へー」ということもしばしばあったのでエクスプレッションを既に使ってる人でもそれなりに楽しめるんじゃないでしょうか。が、最初に書いた通り、生徒と教授のボケツッコミの会話を楽しめるかというところで結構評価は分かれそうです。正直言うと私にはちょっとキツかった。
サンプルなどはda-toolsとシームレスに繋がるので、da-toolsを読んでエクスプレッションについて体系的に理解できないという人にはお薦めですが、買う前にda-toolsをよく読んで、それでも理解できないとかおこから手をつけていいのか分からないという人は買うと良いと思われます。
以前紹介した『もう、誰も教えてくれない 撮影・VFX/CG 「アナログ基礎講座」』シリーズも著者自身が出版まで行ってましたけど、こういった形で著者が直接Kindle書籍出版できるのはすばらしいと思うので是非また何か出してください。
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松見 真一 (2013-01-10)
