Nuke 101: Professional Compositing and Visual Effects

April 19, 2011
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Nuke初(たぶん)の書籍「Nuke 101: Professional Compositing and Visual Effects」が発売されたので購入してみました。買ったのはKindle版です。さすがにKindleだとモノクロで図版が見にくかったのでiPadで読む予定。

パラパラめくっただけでまだちゃんと読んだわけではないのですが、冒頭はNukeのUIの説明から始まってます。UIと基本的なコンポジットの説明したあと、RotopaintやKeyingなどNukeでコンポジット作業をするのに必要なことを一通り説明されている感じです。ただ、一概に基本的な事項を最初に全部説明しているわけでもなく、例えばChapter8では「Compositing Hi-Res Stereo Images」としてS3Dの合成作業についても触れられてますが、なぜかこの章で初めてLUTについて説明するという感じで、書籍全編を通してNukeの基本機能を一通り説明してるといった感じです。

個人的にはGizmoについて1章設けているのは好感が持てます。Pythonに関しては付録章としてPythonの簡単な説明がありますが、簡単なコマンドをメニューに登録すると言った程度ですので、The Foundryの公開しているPythonチュートリアルの触り部分くらいでしょうか。

ちょっと気になったのが、「Shuffle」ノードに関する説明はあるのに「Shuffle Copy」に関しては何も説明されてなかったり(追記:ゴメンなさい、されてました)、レンダリングの説明でコマンドラインからのレンダリングに関する記述が見当たらないこと...などなど。結構肝心な部分が抜けてるような気が...(もし私が見落としてるだけだったらごめんなさい)。紙面の都合もあるでしょうし、この辺りはマニュアル読めってことかもしれませんが、この本の趣旨からすれば少し言及しておいても良かったんじゃないかと思います。

とりあえずNukeをこれから習得したい人には適してると思います。ある程度使ってる人も実作業では使用する機能や手法など偏りがちになりますし、ビデオチュートリアルだと割と基本部分をすっ飛ばしがちだったりするので、この書籍で補強できるといいかもしれません。とは言え、これだけでNukeを習得しきれるかと言えば、先に書いたように圧倒的に紙面が不足している感は否めません。