Colour Grading

LUTCalc Mac App版

October 11, 2015
LUTCalcstartupscrenfimps.png
LUTユーティリティLUTCalcがMac Appとしてがリリースされました。

LUTCalc
https://itunes.apple.com/jp/app/lutcalc/id1000409621?l=en&mt=12

Webアプリとしてリリースされていたんですが、それがMac App化してオフラインで利用できるようになったものです。


本サイトのFacebookページで書いたことですが、改めてこちらで記事にしておきます。以前の記事「Apple ProRes 4444 XQ」で、ProRes4444XQをAfter Effectsに読み込みついて書いているのですが、実はAfter Effectsへの読み込みには問題がありました。テストで使用したのはAfter Effects CC(201)とCS6(当然ですがMac OS X版)ですのでそれ以外のバージョンではわかりません。


Lattice

August 12, 2014
latticeicon.png
以前、Facebook「Autodesk Flame Smoke User Group JAPAN」で、MotionWorks.JPの石河さんが紹介されていた「Lattice」を購入&使い始めてみました。使い始めて2週間ほどで、詳細なマニュアルもないので、あまり突っ込んだこと書けませんけど。

LatticeはMac OS X用のメジャーな種類のLUTのコンバートや統合、トランスフォームなどが行なえるLUTユーティリティです。対応OSのバージョンが10.9以上で10.8では起動できません(確認済)。

Lattice - Greg Cotten
https://itunes.apple.com/jp/app/lattice/id892133569?mt=12


element-Vs

August 11, 2014
P1010985.jpg 書きかけ放置だった記事を発掘して野に放つキャンペーン実施中です。

むかーしこのブログでTangent WaveのiPad用コントロールパネルアプリ「vWave-Lite(関連記事)」というのを取り上げたことあるんですが、そのTangent Waveから今後はElementを模した「element-Vs」というのがリリースされました。今回はiPad以外にもAndroidにも対応しています。


前回の記事「Apple ProRes 4444 XQ」で、ProRes 4444 XQでの書き出しにはFinal Cut Pro XまたはCompressorが必要と書きましたが、FCPXだと読み込みのメディアフォーマットに限りがあるし*、折角の最高品質のフォーマットを試すのだから、R3DやARRI RAWからコンバートしてみたいという...平たく言えばNukeやAfter Effects、Smokeなんかで書き出したいわけです。

*FCPXだと読み込みがQuickTimeになるので(連番もがんばれば読めるんですけど、あくまで静止画の扱いで本流ではないので...)非圧縮でも10bit 4:2:2ということになり、ProRes 4444 XQの品質12bit 4:4:4を活かせません。

その方法ですが、まず最初にお断りとして、この方法はAppleが推奨する方法ではありませんし、場合によっては不具合が発生する可能性があります。この方法を試した結果事故や損害が発生しても、当サイト、サイトオーナーとそれが所属する組織は一切責任を負いませんので、かならず自己責任でお試しください。


カラーコレクションハンドブック第2版 -映像の魅力を100%引き出すテクニック-ボーンデジタルさんから「カラーコレクションハンドブック第2版 -映像の魅力を100%引き出すテクニック-」が発売されるとのこと。今回は早かった...!! 発売日は2014年5月中旬となっていて、現在Amazonなどで予約受付中です。

「カラーコレクションハンドブック -映像の魅力を100%引き出すテクニック(2011年発行)」の改訂版となります。今現在書店で入手できるのはこの旧版となるので間違えないように。


Screen Shot 2014-03-26 at 1.38.16.png 以前からよく質問されることなので、ここに書いておきます。最近のシーンリニアやリニアワークフローということでCGの人たちも使い始めた「リニア」という単語ですが、これ随分前から映像業界では使われています。わかりやすい例だとCineonやVARICAMなどのLog使用する時に「LogToLin」「Log To Lenear」という機能を使用していました。古い合成や編集ソフトウェアでは「リニア」というのはRec.709などのビデオガンマを指していることがほとんどです。After Effectsでも「Cineonコンバーター」ではこの言い方が残っています。カラコレのソフトでは「ノーマライズ」と言ったりします。


darktable

March 12, 2014
Blackmagic Pocket Cinema Cameraで1952x1112の「BMPCC Open Gateモード」(勝手に命名)の取り出しが可能なRAW現像アプリケーション「darktable」を使ってみました。これ、フリーウェアなんですが、結構すごいです。BMPCC Open Gateモード使うなら(LibRAWベースのアプリケーションであれば対応しているようです)、フリーソフトの中では現時点一番のお勧め...とは言っても、動画に対応しているわけではないんですけど。

darktableScreenshot1.jpg
darktable
http://www.darktable.org

私が試したのはMac版ですが、Linuxの各ディストリビューションや、FreeBSD、Solarisにも対応しています。残念ながらWindowsはまだネイティブで動作しないようでLiveISOでLinux起動するのが推奨されています(それってLinuxじゃあ...)


P1120786.jpg
Color Correction Handbook 2nd Editionと別冊のColor Correction Look Bookが到着しました。例によって実は手元に到着してから結構時間経ってしまったんですけど。届くまでは基本的なことは初版でも網羅されてるんで、わざわざ初版持ってる人に薦めるほどかなーなんて思っていたんですけど、実際に読んでみるとこれは絶対初版持ってる人も買い直したほうがいいです...


随分前に紹介したColorMunki Photo(関連記事:x-rite ColorMunki Photo)ですが、付属しているキャリブレーションソフトがほとんどアップデートもされない状態です。もちろん基本的な動作に支障はないのですが、あまりにも大雑把なキャリブレーション設定で細かい設定はできません。また測定結果を詳細に比較することもできません。

そこで以前から気になっていたArgyll Color Management Sytemを使ってみました。オープンソースのカラーマネージメントシステムで、Mac,Windows, Linuxに対応しています。もともとはLinuxでのモニターキャリブレーションについて調べているときに行き当たったソフトなのですが、対応ハードウェアにColorMunkiも含まれていたので、とりあえずMacで試してみました。

Argyll CMS
http://www.argyllcms.com/