August 2014

Blackmagic Pocket Cinema Camera対象のファームウェアアップデートがありました。今回はヒストグラム表示とかで実質的にかなり使い勝手が向上しそうなアップデート。前回は面倒でパスしていたんですが、今回は張り切ってアップデートしました。ところがうっかり電源ケーブル引っこ抜いちゃったんです...ありがちな話ですが。正確には電源を接続していた電源タップのスイッチを切ってしまったのですが、まぁ同じことです。

アップデート中に電源切れた後、一切電源が入らない状態になってしまいました。色々試した結果無事復活できましたので、そのレポートを書いておきます。事態を悪化させる可能性もあるので自己責任でお願いします。


OpenEXR v2.2.0リリース

August 18, 2014
OpenEXR v2.2.0がリリースされました。

OpenEXR Announcement
http://www.openexr.com/index.html#announ

上記アナウンスの抄訳を以下に引用したします。


本サイトのFacebookページで書いたことですが、改めてこちらで記事にしておきます。以前の記事「Apple ProRes 4444 XQ」で、ProRes4444XQをAfter Effectsに読み込みついて書いているのですが、実はAfter Effectsへの読み込みには問題がありました。テストで使用したのはAfter Effects CC(201)とCS6(当然ですがMac OS X版)ですのでそれ以外のバージョンではわかりません。


Lattice

August 12, 2014
latticeicon.png
以前、Facebook「Autodesk Flame Smoke User Group JAPAN」で、MotionWorks.JPの石河さんが紹介されていた「Lattice」を購入&使い始めてみました。使い始めて2週間ほどで、詳細なマニュアルもないので、あまり突っ込んだこと書けませんけど。

LatticeはMac OS X用のメジャーな種類のLUTのコンバートや統合、トランスフォームなどが行なえるLUTユーティリティです。対応OSのバージョンが10.9以上で10.8では起動できません(確認済)。

Lattice - Greg Cotten
https://itunes.apple.com/jp/app/lattice/id892133569?mt=12


element-Vs

August 11, 2014
P1010985.jpg 書きかけ放置だった記事を発掘して野に放つキャンペーン実施中です。

むかーしこのブログでTangent WaveのiPad用コントロールパネルアプリ「vWave-Lite(関連記事)」というのを取り上げたことあるんですが、そのTangent Waveから今後はElementを模した「element-Vs」というのがリリースされました。今回はiPad以外にもAndroidにも対応しています。


BMPCC - Hot MirrorとIRND

August 10, 2014
随分前に書こうと思っていて忘れていたんですけど、Blackmagic Pocket Cinema Camera(BMPCC)にはセンサーに赤外線除去(IR Cut)フィルターがついていません。下の写真はエアコンの赤外線リモコンをBMPCCで撮影したものです。一般的にはセンサーにこれらの赤外線をカットするためのフィルターが装備されていますが、BMPCCにはこれがありません。

他のBlackmagic Designのカメラはどうなのかわかりません。以前BMCCにはIR Cutフィルターの記述があったような気がしていたのですが、今改めてスペック表を見てみたんですけど、それらしい記述がありませんでした。


開眼!  JavaScript ―言語仕様から学ぶJavaScriptの本質 私の中でO'Reillyの薄っぺらいJavaScript本にはずれなしという定石があったんですが、さすがにもうJavaScript本はいいだろう...と思って買ってなかったんです。ですが、ちょっと他の本買うついでに「開眼! JavaScript ―言語仕様から学ぶJavaScriptの本質」買って読んでみたら、これがなかなかの良書でした。

例によって演算子レベルでわからない人向けの解説は一切ないので、その辺は注意してください。


前回の記事「Apple ProRes 4444 XQ」で、ProRes 4444 XQでの書き出しにはFinal Cut Pro XまたはCompressorが必要と書きましたが、FCPXだと読み込みのメディアフォーマットに限りがあるし*、折角の最高品質のフォーマットを試すのだから、R3DやARRI RAWからコンバートしてみたいという...平たく言えばNukeやAfter Effects、Smokeなんかで書き出したいわけです。

*FCPXだと読み込みがQuickTimeになるので(連番もがんばれば読めるんですけど、あくまで静止画の扱いで本流ではないので...)非圧縮でも10bit 4:2:2ということになり、ProRes 4444 XQの品質12bit 4:4:4を活かせません。

その方法ですが、まず最初にお断りとして、この方法はAppleが推奨する方法ではありませんし、場合によっては不具合が発生する可能性があります。この方法を試した結果事故や損害が発生しても、当サイト、サイトオーナーとそれが所属する組織は一切責任を負いませんので、かならず自己責任でお試しください。


Apple ProRes 4444 XQ

August 3, 2014
ちょっと前の話なんですが、AppleからProRes 4444 XQというフォーマットがリリースされました。ProResシリーズ最高の12bit 500Mbpsのビットレートを持つのが特徴。

Apple ProRes について
http://support.apple.com/kb/HT5151?viewlocale=ja_JP

このリリースノートのProRes 4444 XQの項目ってどう考えてもALEXA用に開発したんじゃないかって感じなんですけど(発表時に一瞬ARRIのリバースエンジニアリングをAppleが採用したのかと勘ぐったくらい)、案の定ARRIも真っ先に対応表明。これまた先走ってついにProRes収録もARRI 3K対応か?と一瞬頭をよぎったんですけど、現状の発表では相変わらずLogC収録は2K縛り。確かに現状のProRes 4444だと稀にカラコレやキーイングでブロックノイズが浮き出ちゃうことあるんですけど。


P1010815.jpg 時間ができたのでやっとSmoke 2015インストールしました(すでにSP1になってますね)。2013も残してるので、慌ててアーカイブ移行とかしてません...というか必要に迫られなければしませんけど。とにかく今後は2015を積極的に使って行きたいと思っております。