先日Smokeの記事の最後にちょろっと書いたのですが、AutodeskがComposite(Toxik)の無料版をリリースしました(Mac, Windows, Linux版)。同時にMatchMover、Backburnerも無料で公開されています。
ダウンロードはAutodesk Exchange Appsから行います。ユーザー登録ま(ログインアカウント)が必要になります。多分Autodeskのユーザーでなくても大丈夫。
Autodesk Exchange Apps
http://apps.exchange.autodesk.com/
ちょっとみた感じ特に制限などは設けられていない感じですが、私がすっかり使い方を忘れていて、一瞬「Actionがなくなったのか?」とびっくりしたり(正解はReactionでした)...という調子なので、自信ないです。興味本位で体験版を使った程度で、Toxikでがっつり仕事したことはないんですから、当たり前と言えば当たり前ですが。
今となっては古い感じが拭えないのですが、それでもモジュラーキーヤーもどきが使えたりするので、今でも使い甲斐はありそうです。というか、Sparksに対応しなくなってしまったSmokeと、OFXプラグインがそのまま使えてしまうToxik...なんか皮肉な感じもします。
しかし、コンポジターの自分から見ても、Toxikは3DCGIのコンポジティング専用として考えれば充分すぎる性能もあると思うしNukeとも充分勝負できたと思うんですけど、既に数年前からバンドルされていたMaya, Maxユーザー中心に拡がらなかったのはなぜか不思議です。結局ブランド志向で無料のものには価値を見いだせなかったんでしょうか。これがちゃんと使えていればNukeやFlameへの移行も楽だったろうに...そういう意味でも残念。
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