Hyperdeck Shuttleの出荷も始まり、私のところにも納期の連絡が来ました。7月初めには納品されそうです(最近こういった予約物がすんなり手に入った試しがないので、まぁどうなるかわかりませんが...)。私はまだSSDは調達していないのですが、そろそろ考えておいた方がよさそうです。
Hyperdeck Shuttleで動作確認のとれたSSDについてUrbanFox.TV Blogに記事がアップされています。
UrbanFox.TV - Blackmagic HyperDeck Shuttle ships
http://urbanfoxtv.blogspot.com/2011/06/blackmagic-hyperdeck-shuttle-ships.html
その中で記録時間について以下のように書かれています。
"128GBのSSDではおよそ12.5分のHDムービーがキャプチャでき、また512GB SSDではおよそ50分(毎分10.24GBのディスクスペースが必要)を記録できる。一般的にSDビデオはHDと比較して4倍記録できる。"
記録時間に関は非圧縮10bitなのでビットレートは一定で計算しやすいです。もう一つの問題は記録時のデータ転送量です。これも非圧縮10bitなので常に一定なのですが、1080/29.97pでおよそ157MB /sec、1080/24pでは127MB/secとなります。ちなみにPanasonicのGH2ではHDMI出力は60iになるので157MB/sec一択でこれを下回るSSDでは使用できないということになります。
同BlogではBlackmagic Design社で動作確認済みのSSDを紹介しています。
"テストされ動作確認のとれたSSD:
OCZ 240GB Vertex 3
Crucial 256GB C300
Kingston 64GB SSDNow V+
Kingston 128GB SSDNow V+
Blackmagic DesignではHyperdeck Shuttleで使用可能な更に多くのSSDドライブを確認作業中。おそらく同じメーカーの同レンジの製品であれば動作するでしょう。"
1080pで使用するにはKingstonのは転送速度的にどうかなーと思いますが...プレスリリースなどで公開される転送速度は理論値なので、実際にきちっと記録できるのかはなかなか使ってみるまで判断できないかなと思います。一見するとOCZのがよさそうですけど、どうなんでしょうね...
SSDのフォーマットについても書かれてます。
"Hypedeck ShuttleのSSDはMac OS XのHFSファイルシステムを使用しています。これらのドライブはPCでも読み取ることは可能ですが、それにはMediafourのMacDriveといったようなサードパーティのソフトウェアが必要になります。"
Macで使う予定なのでこれは素直に嬉しいです。そして将来のアップグレードなどの可能性については...
"最初のHypedeck Shuttleはスタンドアローンの製品として出荷され、ユーティリティなどのソフトウェアは付属しないし、必要ともしません。近い将来、ユーティリティソフトが提供され、より高度な設定やアップグレードオプションが提供される予定です。"
Hypedeck Shuttleのレポートなどが上がってくるのも時間も問題かと思います。個人的にはカメラや三脚に固定するためのかっちょいいマウンターとか作ってくれるメーカーが現れるといいなぁ...と。
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Blackmagic Design (2012-06-04)