Cinematic Color

September 2, 2012
忙しいので短信で...。Cinematic Colorのサイトが公開され、Siggraph 2012のコースノートが公開されています。

Cinematic Color : Motion-Picture Color Management
http://cinematiccolor.com/

私はまだダウンロードして2ページくらいつまみ食いしただけですが、かなり分かり易いです。

以下余談:
Open Colour IOとかについてもそのうち書いてみたいのでリサーチ中。調べた限りOCIOに関しては、現状のICCカラープロファイルからの移行は楽というか、むしろ色々面倒がなくてよさそうなんですけど(ICCでも映画用のカラーマネージメント規格策定の動きはあったんですけど、どうなったんですかね?)、問題は各ソフトウェアの対応状況。現状Nukeは対応済み。After Effectsはサードパーティプラグインのエフェクトで対応。AEに関しては現状のAdobeのカラーマネージメントシステムじゃもう限界というか、混乱をまねくばかりのような気がするんですけど、どうなんでしょう...? あとはACESワークフロー対応のカラーマネージメントシステムとかリファレンスモニターどれくらい普及してくるか、だと思うんですが、今年ACES標準化が策定されたので今後色々製品が出てくると思います。(なんかDolbyが標準化決定前にいきなり切り込んじゃってますが...)

Open Color IO
http://opencolorio.org/

ちなみにアカデミー協会といえばアカデミー賞も獲ってるFUJIFILMなわけで、さっそくデジタル映像撮影現場向け色管理システムなるものを発表しています。さすが...。国内にこういう企業があるのは素直に嬉しい。

FUJIFILM: ニュースリリース『デジタル映像撮影現場向け色管理システム 「Image Processing System IS-100」 新発売』
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0628.html

日本国内のプロダクションだとOpen Color IOどころかモニターのキャリブレーションもしてないようなところも多いので、なかなか前途多難だと思いますけど。USBポート塞ぐ前に、モニターの調整ボタン塞げ(もちろんキャリブレーションしてからね)...と思うんですけど。


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