LomoKino発売

November 10, 2011
話題のLomoKinoですが、一時は購買意欲が急上昇したのですが冷静になって考えてみれば、現像代で135フィルム1本で1,500円とか、フィルム代だって馬鹿にならないし、そもそもすぐに撮った映像が確認できないので現像してみたら使えませんとかあるわけで...よほど時間をお金に余裕のある人でないと楽めない気がしてきました。

撮影してもすぐ見れないのも、デジタル撮影して現場でプレビューとかに慣れちゃってるとやっぱ我慢できないと思うし、大体カメラっぽくない形してて、それのハンドルグルグル回して撮るって...周囲の人不審に思うかも。144フレーム撮ったらフィルム交換しないといけない。買っても使わないかもしれないですねー。8,000円とは言え、使わない物増やすのもなー。

そんないうわけで、発売当初はすごく盛り上がっていたものの、少し冷静に考えてみたらなかなか購入するには覚悟のいる製品のようです... ... ...

...が、


CIMG2077.jpg
結局買っちゃったんですよ。まだ開封もしてませんが。笑

いや、だって、PanavisionもARRIもフィルムカメラの製造やめちゃうし、コダックはセンサー事業やらその他パテントを売却しちゃったりしてて、もうフィルムもいつまで続くかわかんないし、フィルム自体は残ってもブローニ以上のスチル専用になりそうな気がしますから、LomoKinoは最後の35mmフィルムのシネマカメラなのかもしれないわけです。そういう意味でもほっておけないというか... ... ...まぁ欲しかったわけです。
これハッキングというか魔改造して500ft...は無理っぽいから100ftドラム、PL...も無理っぽいのでケラれてもCマウント対応とか、2台クランク連動させてS3Dリグとか、夢広がりますね。私はやらないけど。


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