Final Cut Pro Xはプラグインシステムがありますが、FxPlug SDKも2.0にバージョンアップして刷新され、従来のFxPlugのプラグインが全滅。FxPlug 1.xに関しては元々32bitだったので、まぁすぐにはどうにもならないだろうと予想していましたが、AE用プラグインとの互換性もなくなり、事実上サードパーティプラグインが全滅という状況。
現時点でのサードパーティプラグインの状況をわかる範囲で書いておきます。
現時点でのサードパーティプラグインの状況をわかる範囲で書いておきます。
現在(2011年6月23日)Appleの公式サイトの「Third-Party Effects and Content」ではGenArts社とNoise Industries社が対応をアナウンスされています。
Apple Final Cut Pro X - Third-Party Effects and Content
http://www.apple.com/finalcutpro/resources/plugins.html
Noise Industries社のFx Factoryは既にFCPX対応済み(速ッ!)です。
Noise Industries - FxFactory 2.6
http://www.noiseindustries.com/support/fxfactory260/
GenArts社はFacebookやTwitterで「2011年6月23日のLondonのFCPUG SuperMeet(http://supermeet.com/)で何か大きな発表がある」とアナウンス。多分FxPlug 2.0に対応したSapphireか、それに替わるプラグインの発表ではないかと思われます。現時点GenArts社のプラグインでFxPlug 2.0に対応したものや、対応予定に関するアナウンスは公式サイトにはありません。
DigiEffects社もサイトで対応を表明しています。
DigiEffects - Digieffects Will Be Ready for FCPX
http://www.digieffects.com/press/press_releases/digieffects_will_be_ready_for_fcpx
なぜかRed Giant Software社はブログでブチ切れ状態。「Apple社からサードパーティデベロッパにプラグインのバージョン移行に関してなんの説明もない」として、現状での対応次期は未定。できるだけ早い時期にとなっています。どうもRed Giant Softwareは過去2ヶ月の間にFinal Cut Pro Xのサポートの不確実性から2つの製品の開発をキャンセルした経緯があるみたいです。
Red Room Blog - Final Cut X is Here
http://www.redgiantsoftware.com/blog/2011/06/21/final-cut-x-is-here/
ざっとわかる範囲でこんな感じです。
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Final Cut Pro X(起動編)
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