MoviePro

October 3, 2014
iPhone6で使ってるカメラアプリMovieProというのがありまして、これ自体はiPhone5s時代から話題になっていたみたいなのですが、私はiPhone6と同時に購入しました。

iTunes - MoviePro
https://itunes.apple.com/jp/app/moviepro-video-recorder-pause/id547101144?l=en&mt=8

MovieProを使用すると3Kのムービーが撮影可能になります(iPhone5以降で3Kで撮影できるようです)。他にもAE/A/WBFロックやズームスライダ、収録の一時停止など豊富な機能もありますが、全部は紹介しきれません。

当初3Kムービーのクオリティがどんなものか確信はなかったのですが、他の機能だけ見ても買う価値が充分ありそうだったし、iOSのカメラアプリは動画撮影時に設定できる項目が少なく(iOSの環境設定までいかないと30/60FPSの切り替えできないとか)色々不便だったので、ので迷わず購入。500円なので迷うような金額でもないんですが...

IMG_3779.PNG
各プリセットごとに好みの設定を登録して使用するというスタイルです。3072x1728, 2592x1458, 2560x1440, 2560x1920などのサイズが設定可能。この他シネマスコープ2.35:1などのフォーマットサイズもあったりしてなかなか遊び心ある感じです。ただし1080p以上ではスタビライズ機能が使えないという制限があります。

IMG_3793.PNG
5S以降であればそれぞれが120fpsにも対応しているとのことなので、非常に期待したのですが、なんとiPhone6(というかiOS8)では、フレームレート(FPS)を変更しようとするとクラッシュしてしまいます。なので、フレームレートは現状プリセットにデフォルトで登録されている30FPSまたは240FPSだけという、なんか非常に残念な状況。

あんまりにも残念なので、メールで開発者に問い合わせたら、この問題は(当たり前ですが)確認しているらしく近日修正されるみたいなので、とりあえず待ってればいいみたい...です。

Movie Proは更にビットレートも変更可能です。同じビットレートで3Kにすれば必然的に画質が下がってしまうのであまり嬉しくないですが、ビットレート(Quality)を最大225%まであげることが可能です。標準のCameraアプリでは最大20Mbpsなのですが、MovieProは最大50Mbpsで記録可能。もちろん逆に低くすることも可能です。

となると、とりあえず3Kは置いといて(え?!)、1080のサイズでより高画質に撮るというところに期待しちゃうのがこのブログ的には正しいような気がしたので、1080/30pで画質を比較してみました。MovieProでは最大の225%にしています。ちなみにiOSの標準Cameraアプリより若干広角(画角が広く)になるようです。

moviePro50mbpstest.png
ぱっとムービー見ただけでも違いは確認できるのですが、拡大して比較してみるとディテールの描写やノイズの載り方が全然違います。これはやる気がでそう...

MovieProは撮影したファイルをアプリ内に保存します。このファイルをYouTubeなどにアップロードしたりiOSのフォトライブラリに転送できるのですが、1080以上のムービーはフォトライブラリにそのままでは保存できません。

Dropboxへの転送機能もあるのでそれを使用するか、iTunesへ接続してアプリフォルダからファイルを転送します。3Kのムービーファイルはかなりの容量になるので私は素直にUSBで接続してアプリのフォルダから転送してます。

1920x1080以下であれば、ビットレートを高くしていても問題なくフォトライブラリに転送できます。


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