After Effects Script Reference １周年

この１年間のアクセス集計してみたところ、ユニークユーザー数で7,637名、ページビューが116,710ページとなりました。需要がどのくらいあるのか不安だったのですが、想像以上にお役にたてたようで非常に嬉しいです。

この間にAfter EffectsをはじめとするAdobe製品はCreativeCloudという新しいバージョンになり、機能も多くが追加されたり改良されたりしています。もちろんスクリプトにも新しいメソッドなどが追加されている筈なのですが、残念ながらAdobeから一向に正式なドキュメントがリリースされません。

ダンプして新しいオブジェクトを探ることは可能ですが、すべてのプロパティやメソッドについてそれがAdobeが正式にリリースしたものかもわからないので、当リファレンスへのCC対応も基Adobeからのリリースノートを待ってからの作業となります。

で、このドキュメントが遅れている理由ですが、12月7日付でAdobeのフォーラムにTodd Kopriva氏から以下のように説明があります。

http://forums.adobe.com/message/5908952#5908952

(以下引用と抄訳)

Still working on it. Several unexpected things have emerged over the past few months that took priority. Though we (and I, especially) would like to get thorough documentation out to you promptly, that sometimes needs to take a back seat to things like fixing crashing bugs, getting often-requested features finished, etc.

We have a tiny team, and the size of our team has been temporarily reduced further by some health issues.

今もそれに取り組んでいます。過去数ヶ月に生じたいくつかの予期しない事が優先順位を奪ってしまいました。私たち(特に私)は完全なドキュメントを皆さんにお届けしたいと思っていたのですが、それは時としてクラッシュバグの修正や、要望の多い機能追加といったことに後部座席を譲る必要があるのです。

私たちのチームは小さく、さらにその規模は健康上の理由で一時的にさらに減少しています。

(引用ここまで)

私としては「ソフトウェアの新バージョンをリリースするって言うことは、ドキュメントまで書いてからリリースじゃないの？」という素朴な疑問もありますが、まぁ気長に待つことにします。

今年も今日で最後ですが、皆さん来年もこのブログとAfter Effects Script Referenceを宜しくお願いします。



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