Baselight for NUKE

Nuke内のBaselightノードからBaselightのインターフェースを呼び出して、そこで作業を行うようです。Nukeに完全に統合されているものの、ノード内にさらにノードと同様の階層構造を持たせてしまうようで、ちょっとNukeの操作体系からは外れるような...

さらにBaselightのインターフェースからの入力がどのくらい迅速に反映されるのか。グレーディング作業中にはリアルタイムにプレビューをかけながら作業できるかという点も結構大事だったりするので、敢えてNuke上でこれをやる必要があるのかちょっと疑問。カラコレ、グレーディング作業だとメディア管理とかプロジェクト管理も重要な要素なので、この辺もNukeだと弱いです。利点をあげるならNukeの多彩なフォーマット対応とエフェクト使用できること。個人的にはNukeのColorLookupだとグレーディングに使うは機能的に不満なので、その辺には期待。本格的なカラコレ作業用というよりは、到着した素材のフォーマット変換作業を兼ねてカラコレを行うような場合に威力を発揮しそうではあります。

価格はFCP版が995$なので同じかそれ以上だと思われます。上記の理由からも、よほどNukeである必要がない限りDavinciResolveでも買った方がいいような...


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