fotonさんの4K動画レタッチ

September 16, 2011
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フォートン・モーションによる4K動画レタッチのブログ記事が更新されました。しかも立て続けに2本。

foton -Official Blog-
「4K・HD movie retouch:新作-粗粒子
「4K・HD movie retouch:近況と新作 - まつげ」


内容はここでグダグダ書くよりも、リンク先の本記事を読んでいただくのが一番と思います。近日4KのムービーもYouTubeにアップされるとか...

2K, 4Kで「重い」とか「そんなサイズは必要ない」と言って躊躇してるCGや映像業界の方もいますが、こういうのは写真分野のプロダクション(4K, 5K当たり前の世界)が地道に研究成果を積み上げていって、いつしか既存の制作会社は淘汰されてしまうかもしれません、それが正しい新陳代謝なのかもしれませんが。



ちょっと話はそれますが、3DCGに関しては結構各スタジオごとの温度差が顕著で、ちょっとしたマージンを付けてもらったりマルチパスのレンダリングすらいやがるところや、逆に積極的に解像度の余裕を持たせてくれたり、あらん限りのレンダーパスを出してくれたり、おまけに露出オーバー/アンダーまでつけてくるところまであったり...結構分かれますね。

こちらも必要のない素材まで要求するようなことはないのですが、やっぱりコンポジット時のことを考えるとDepth, Normal, Vectorくらいは最低欲しいですし、DepthやNormal使用のことを考えると解像度的には最終出力の133%くらい欲しいってのが正直なところです。実際にはMatrixノードなんかで馴染ませちゃってますけど。実際にこれらの必要性を感じてないところにあんまり強く要求しても仕方ない(というかいい結果にならない)ので、一回説明して納得してもらえなければ即諦めて何か代替策を考えるというのが最近の傾向です。


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