After Effects用プロキシ補助ツール「HS_ProxyManager」のバージョン「 0.9」...ですが、例によって遅れてます。先週のうちにリリースとか言ってましたが、結局設計部分どうするかってところで先週一杯考えがまとまらず、コードを開くこともせずメモ用紙にチャート書きなぐってたわけですが、やっとこ今朝から実装スタート。進捗だけ書いておきます。
現状行なっているのが、ユーザーが指定したパスにプロキシを保存するというもの。従来のHS_ProxyManagerではAfterEffectsのプロジェクトファイルと同じ階層にプロキシ用のフォルダを作成してそこにプロキシを保存していたのですが、これを任意のデバイスに保存させようというもの。
これによってLAN上にあるネットワークドライブに保存されたプロジェクトとフッテージを扱いながら、ローカルの高速なRAIDやSSDにプロキシファイルを保存して、プレビューのクオリティや速度を落とさずに作業ができるようになるわけです。
これはユーザーから頂戴したフィードバックでも結構多い要望でした(当たり前か...)。実は1件だけ「どうしもXX日までに使いたい」といった要望に個別に対応したことがあったのですが、そのときは無理矢理アドオンファイルを作って、ドライブの設定をテキストで書きかえて使えという...もちろんそのスタジオの専用なので他の環境ではうまく動作しない駄目仕様。その機能を取り入れてGUIから操作できるようにし、Windowsにも対応させるというつもりです。
基本的な部分はもう動作しているのですが、想定し得るユーザーのアクションをきちんと検証しきれてないので、その作業終了後(今週中目標)オープンベータで公開します。特に参加資格とかないので、気が向いたらダウンロードして使って、気がついたことがあればフィードバック貰えれば幸いです。
あとはもう新機能実装したら随時公開。バグも随時潰していくという感じで0.9.0正式版のリリース9月中旬目標...と言いたいのですが、 実は9月中旬にはオンライン編集の予定が3件入ってるので9月末に新機能の実装終われば上出来かと。3Dトラッキング&プロジェクションマップ祭り(Nukeで)で、もう何がなんだか...終わるのかなこれ...