February 2013

HS_ProxyManager 0.9.6c

February 12, 2013
hsproxymanager096cbnl.png

After Effectsのスクリプトリファレンスプロジェクトも一段落したので、HS_ProxyManager 1.0を3月にリリースすべく猛烈にアップデート作業しています。今回は内部のライブラリもアップデートしているので、古いバージョンと競合してしまう可能性があります。必ず古いバージョンを削除してから使用してください。

充分なテストを行っていませんので、ご使用にあたっては不意のクラッシュやプロジェクト破損に留意の上、必ずテスト用のプロジェクトでお試しください。


以前(といっても2年前!)書いた記事で、After EffectsでOpenEXRを取り扱う際にDataWindowが正しく解釈されないという問題を紹介しました。久々にこの問題が身近に発生したので、その後のAfter EffectsとOpenEXRの状況などを含めてまとめてみたいと思います。

これまでの記事は「ProEXR」と 「AfterEffectsでOpenEXR」を参照してください。

[更新]この問題はfnord software ProEXR 1.9で解決されています。こちらの記事も参照してください。

上記の2つの記事を参照してもらうとわかるのですが、After Effects単体ではOpenEXRにDataWindowが設定されているかすら判別できません。Nukeではノードによっては作業者が意図的で行わなくても自動でクロップをしてしまうものもあるので、Nukeが出力したOpenEXRを他の人がAfter Effectsで受け取ると、「もらった画像のサイズが間違っている」ということになり、Nuke側では「こちらでは問題ない」という主張になりかねません。これはOpenEXRをPhotoshopで開いてもAfter Effects同様DataWindowでクロップされてしまった状態で開かれます。


JefeCheck

February 7, 2013
jefcheckscreenshot.png
昨年末、無償になったイメージシーケンスビュワー「JefeCheck 1.5.1」を試してみました。Mac, Windows, Linuxに対応。ユーザー登録をするだけで商用でも無償で使用可能。寄付の受付中とのことなので、気に入った人は寄付をすると良いと思います。

JefeCheck
http://jefecheck.jefecorp.com/index.html

私は昨年3月にRVを導入し、JefeCheck自体を知ったのはその後だったので、有償版の時に試用すらしていませんでした。昨年末にフリーになったというニュースを見たのですが、忙しかったのでその時もスルー。ただここへ来て撮影立ち会いや出先でのチェック用にDPXやOpenEXRのビューワーが必要になり初めて使ってみたという経緯です。RV導入以前に知っていたとしても、RV押退けてこれを導入したかは微妙ですが、使ってみるとフリーとしては勿体ないくらいの高機能でした。