February 2014

前回の記事書いてから「いきなり100万近いソフト持ち出してもなぁ...」と思ったりしたので、フリーのRAW現像ソフトウェアをいくつか試してみました。その中で「Blackmagic Pocket Cinema CameraのCinemaDNGに対応していること」、「HD以上の領域を含めて現像できること」が可能なソフトを2本ほど紹介します。そんなにいっぱい試したわけではないのと、私があまりこの分野のソフトに詳しくないので、他にももっといいソフトはあるかもしれませんが。


BMPCCのセンサー出力

February 22, 2014
Blackmagic Pocket Cinema Camera(BMPCC)はセンサーの出力をそのまま記録するというものです(正確には圧縮がかかっているのですが)。で、このセンサー出力を1920x1080 12bitのCinemaDNGで記録します。以上が前置き...

CinemaDNGをDaVinci Resolveなどに読み込むと1920x1080なんですけど、で実はBMPCCのセンサーの解像度は1952x1112だったりします。もちろんこの分はマージンとして記録を保障された部分ではないんですけど、この部分のセンサー出力はどこにいっちゃったんでしょうか...


Vimeo(YouTube)に動画をアップしました。
(追記: Vimeoへのアップロード完了しましたので、動画差し替えました)

After Effectsの標準機能だけで、3Dボリュームノイズっぽいものを作ろうというチャレンジ動画なんですけど、そもそもそんなこと出来る訳ないので、見て「ダマサレタ!」とならないように...全然実用的じゃありません。

Adobe After Effects CC Volumetric Noise challenge from Hiroshi Saito on Vimeo.



週末に映画「ワールド・ウォーZ」を観ました。なんでタイトルにわざわざ「映画のほう」なんて書いてあるかと言えば、私がこれの原作の大ファンだったりするわけで、それについては過去の記事「World War Z」 に書いてあります。そこにも書いてありますが、なんか今回の映画化は微妙な感じがして劇場では観ませんでした。代わりにパシフィックリム2回観ちゃいましたし...

とりあえず週末にAppleTVでiTunes Storeからレンタルして観てみました。余談ですが、なんかAppleTVのファームウェアをアップデートしてからiTunes Storeのダウンロード時間が異常にかかるようになり、この映画もダウンロードに2時間くらいかかりました。前は映画1本15分〜20分だったのんですが、レンタルですぐみたいって時にこれはないわ...というわけで今後はちょっとiTunes Storeは避けようと思います。

例によってネタバレしますので、まだ観てない方でネタバレされたくない方は続きを読まないでください。


BMPCCとHyperDeck Shuttle

February 1, 2014
P1120835.jpg BMPCCで色々試していますが、今回はHDMI出力。以前も書きましたが、BMPCCのHDMI出力はクリーンな10bit 4:2:2を出力しているので、これをEVFだけに使うのは勿体ない...というわけで、Hyperdeck Shuttleを繋いで本体のProRes422(HQ) 10bit 4:2:2の記録と同じ画が記録されるのか比較してみました。

Hyperdeck Shuttleの現行機種のHyperDeck Shuttle 2だとProResやDNxHDにも対応しているのですが、私が持っているのは初代Hyperdeck Shuttleなので非圧縮の10bit 4:2:2となります。