April 2011

SKYLINE観た

April 27, 2011
519HUN4odUL.jpgちょっと前の話になりますが、映画「SKYLINE」観ました。もうなんというか、色々駄目すぎて思わずブログに書いちゃいます。もうストーリーの強引な進め方とか、当事者以外の登場人物がほとんど出てこないとか、CGやパペットの出来の酷さとか...総じてASYLUM社の映画っぽいクオリティ。私はASYLUMの映画は結構好きなんですけど、それはわかってて観るわけで...


いつかComposite(Toxik)の基本的なことを書こう書こうと思ってメモやスクリーンショットを残していたのですが、今頃やっと公開。なんかComposite自体の将来も怪しい感じ(これについてはまた別の記事にしようと思ってますが)になってしまいましたが、とりあえず第一弾でCompositeでマルチレイヤーのOpenEXRを読み込む時のメモ。


今日Ctrl+Alt+Shift+SキーでCompositeのパフォーマンスモニターが表示できるってことを教えてもらった...ただそれだけ。

compositepfm.png



[関連記事]
CompositeでマルチレイヤーのOpenEXR
Maya 2011 Compositeを使ってみる
Composite Pixel Expressions
Composite(Toxik)のライト


WindowsではおなじみのNOD32のMac版「ESET Cybersecurity」をインストールしてみました。NOD32をWindowsマシンで使用していたので、検出実績に関してはある程度信頼できるかなと思ったのとWindowsではアプリケーションのインストールなどに際しても全くトラブルなく3年くらい使い続けてるので、とりあえず試す価値はあるだろうと...
別の会社のアンチウィルスソフト使ってたんですけど、なんかマシンを起動するときとかディスクをマウントする時に、目に見えてマシンが重くなるので、ちょっとうんざりしてたんです。特にネットや外から預かったディスクをマウントするのはmac miniなのでマシンパワーも非力なので尚更。

とりあえず体験版入れて2週間くらい経つけど、特にシステムが不安定になるトラブルもなく、動作もCore2Duo 2GHzでも想像以上に軽快なので製品購入してみようかなと思ってます。結構これはオススメかもしれない。

ESET Cybersecurity


どうでもいいネタですが、折角なので手元のコンポジットソフトウェアのカメラを比較してみました。と言っても機能比較云々とか書くつもりも時間もないので、あくまで形状のみの比較!


最近仕事でAfterEffectsの3Dカメラを扱うことが多いんですが、見にくいんですよ、カメラのアイコンがっ!少し複雑なカットになると、カメラがどこにあるのかわからないし、わかってもぱっと見てどっち向いてんのかもわからない。回転させてもちゃんと思った方向に向いてるのかも確信が持てない、大体案の定あさっての方向向いてる...ほんと、腹立つヮ!!!!というわけで作っちゃいました、カメラアイコン、しかもNullで...笑

aecameraicon_0.jpg

こんなものでもあると大違い。随分前にAdobeのFeature Requestで3D Viewのカメラの形状をもう少し見やすくしてほしいって送ったんだけど...案外そういう要望は少ないんでしょうか?
実はAfterEffectsの3Dカメラの使い方を私が根本的に勘違いしてるだけだったり...という不安もないわけじゃないんですけど。



nuke101covershow180_e.jpg
Nuke初(たぶん)の書籍「Nuke 101: Professional Compositing and Visual Effects」が発売されたので購入してみました。買ったのはKindle版です。さすがにKindleだとモノクロで図版が見にくかったのでiPadで読む予定。

パラパラめくっただけでまだちゃんと読んだわけではないのですが、冒頭はNukeのUIの説明から始まってます。UIと基本的なコンポジットの説明したあと、RotopaintやKeyingなどNukeでコンポジット作業をするのに必要なことを一通り説明されている感じです。ただ、一概に基本的な事項を最初に全部説明しているわけでもなく、例えばChapter8では「Compositing Hi-Res Stereo Images」としてS3Dの合成作業についても触れられてますが、なぜかこの章で初めてLUTについて説明するという感じで、書籍全編を通してNukeの基本機能を一通り説明してるといった感じです。

個人的にはGizmoについて1章設けているのは好感が持てます。Pythonに関しては付録章としてPythonの簡単な説明がありますが、簡単なコマンドをメニューに登録すると言った程度ですので、The Foundryの公開しているPythonチュートリアルの触り部分くらいでしょうか。


Movie Looks

April 19, 2011
mzl.xyidiiph.320x480-75.jpgRed Giant Softwareから新しいiPhone App「Movie Looks」がリリースされました。有料350円です。AfterEffectsのMusic Bullet LooksのIPhone版なわけで、4カテゴリ各8種類(合計32種類)のテンプレートがあり、それぞれ微調整も可能。

試してみたけど、120秒以上のムービーがサポートされてないのと、4カテゴリ中2カテゴリはアドオンで別売りでした。1カテゴリにつき115円ですので全種類のエフェクトを使用する場合にはソフト本体と合わせて700円。この値段自体は700円なら安いと思うんですが、120秒制限は結構キツいです。



MAGIC BULLET MOVIE LOOKS


Adobe製品は言語切り替えが可能だったりするのですが、うまくヘルプが立ち上がらなくなってしまったり一部メニューが文字化けしたりであまりお勧めできる方法ではありません。
そこでアップグレード時に言語を変更できないか、アドビストアさんに電話で相談してみました。

結論から言えば、アップグレード時に言語切り替えは可能。
ただし通常の店頭パッケージ版では不可能なのでアドビストアに電話してその旨伝えれば、特別待遇処置として対応してくれるそうです。既に最新のパッケージの場合(同一バージョン内での言語バージョンのみ変更という意味)は、言語変更不可能で新規購入になってしまうとのこと。

英語版を日本語版に、あるいは日本語版を英語版に変更したい場合には、アップグレードのタイミングを見計らってアドビストアに電話で注文して言語バージョンを変更したいと伝えればいいというわけです。


ADOBE TVにてAFTER EFFECTS CS5.5 NEW CREATIVE TECHNIQUESが公開されています。全部で20本以上あるので、気になったのをいくつか紹介。



Warp Stabilizerのデモ。SmoothCamがついにAfterEffectsでも使えるようになったのは素直に嬉しい...!!


After Effects CS5.5

April 17, 2011
NABに関連して各社新製品のアナウンスなどが続きましたが、そんな中AdobeからCS5.5シリーズが発表となりました。ウェブのニュースをざっと読んだだけでアップグレードの詳細をちゃんと調べずにいたんですが、昨日詳しい内容を調べてみました(とは言ってもAdobeの公式サイトを読んだだけですけど)。

公式サイトから新機能をあげてみると:

  • ワープスタビライザー
  • ブラー(カメラレンズ)
  • ソースのタイムコードのサポート
  • ステレオ3Dワークフローの改善
  • ライトフォールオフ
  • RAWデジタルカメラワークフローの改善
  • カラーLUTサポートの拡張
  • After Effects CS5として保存
  • 強化されたディスクキャッシュ
  • XDCAM EXの書き出し


NAB2011でのEPIC、Scarlet関連の動画4本。まだちゃんと観てないけど、メモ代わりに投稿しておきます。

製品が遅れまくって最近ではちょっとARRIに押されてる様にも見えます。ソニーもがんばってるけどビデオカメラのラインナップがあるせいか、どうもシネマカメラは少し腰がひけてる印象が...

しかしScarlet三脚の上に乗ってると小さい!

(Tedの「売ってやるぜ!」っていう感じのプレゼンは気持ちいいですね。売るものがあれば...ですけど)




Final Cut Pro X

April 16, 2011

Full Demonstration FCPX Supermeet NAB 2011 from Cam Cornelius on Vimeo.



NAB2011関連のニュースで「Final Cut Pro X」の発表がありました。プレゼンをみると「をををー」となるのですが、待たされ過ぎちゃって何が出てきても目新しく感じてるだけのような気もします。「おー、アイコンが違う!」とか...そんな感じ。



HS_ProxyManager 0.8.4

April 15, 2011
バグを修正したHS_ProxyManager 0.8.4を公開しました。



速攻バグレポートです。0.8.3以前のすべてのバージョンで発生します。

Photoshop形式のファイルをレイヤーをコンポジションとして読み込んだ場合に、各レイヤーに対してプロキシを作成しようとするとスクリプトがクラッシュし、処理を中断してしまいます。
この問題はPhotoshopのレイヤー名に「/」(スラッシュ)が含まれているために発生するもので、同様にアイテムの名称に「/」を使用した場合にも同様にクラッシュします。

Screenshot_PSDLayersBug.png

この問題は既に修正コードをレポート頂いた方にテストしてもらってます。その後複数の環境での動作検証が終了したら0.8.4としてリリースします。

正直なところ、こういう禁則文字はホスト(AfterEffects側って意味)で使用禁止にしておいて欲しいんですが...

[関連記事]HS_ProxyManager 0.8.3


HS_ProxyManager 0.8.3

April 13, 2011
HS_AEBatchRenderのテスト配布遅れててすみません。ちょっと忙しくなってしまったのとライブラリに手を加える必要が出てしまいまして、なるべく早くテスト配布いたしますので、しばしお待ちください。(ちなみにHS_ProxyManagerもHS_AEBatchRenderに伴って、近日ライブラリを更新します)

かわりにHS_ProxyManager 0.8.3をリリースいたしました。今回のリリースはあるプロダクションからの要望に暫定的に対応したものです(アメリカのメジャーなプロダクションだったので速攻で対応してみた...)。このアップデートでは、プロキシのレンダリング自体を実行せずプロキシ作成用のプロジェクトファイルだけを保存するというオプションが追加されました。各社のパイプラインに組み込めるようにAPIを整備するというアイデアも一瞬頭をよぎったりしたんですが、ちょっとそれは時間かかりそう。



Screen shot 2011-04-06 at 3.14.14 AM.png
延び延びになってしまってますが、CS5に対応させ、ついでにドッキングパネル化もしました。

このスクリプトはAfterEffectsに含まれているaerenderコマンドの補助用スクリプトで、AfterEffectsのGUIからaerenderを使ってコマンドラインのレンダリングを実行できます。動作としてはHS_ProxyManagerのバックグランドレンダリング機能を抜き出したものになります。レンダリングの各設定はAfterEffectsのレンダキューで行ないます。

旧HS_aebatExportのリファイン版ですが、ライブラリをHS_ProxyManagerと同一のものに変更したので肝心のスタックなどのいくつかの機能が削除されています(スタック機能がないのに、AEBatchRenderとは...)。これらは同ライブラリのアップグレード作業で再実装予定。SQL使うかもしれません。

現状はまだ配布サイトもできておりません。テスターさんを緩く募集しておりますので、参加ご希望の方はご連絡ください。MacではCS3でテストしていただける方、WindowsではCS4, CS5でテストして頂ける方大歓迎です。

一般公開はとりあえず配布サイトが出来上がったら開始する予定です。
宜しくお願いします。


先日twitterでの質問に、ちょろっと修正コードだけ書いて答えたんだけど、その補足。

AfterEffectsでいくつかのスクリプトを使用すると、グローバル変数や関数がコンフリクトを起こすことがあります。
特にAfterEffectsではスクリプトが終了しても、グローバル変数自体はそのままメモリ上に残っているため、現在実行中のスクリプトがなくてもコンフリクトが発生する可能性があります。これらを避けるためにスクリプト自体を即時関数にしてしまうという方法があります。(割と手っ取り早くできてしまうので乱発したくなるかもしれませんが、個人的にはコードの視認性や保守性からあまりオススメしません)